武富整形外科ブログ

2016.07.13更新

昨夜は、診療が終わってから患者さまとご飯を食べる機会がありました。新しく開業して心身とも衰弱していたため、たくさん励まして頂き、かつ適切なアドバイスももらいました。開業前にはメキシコまで行って「命の木」の貴重なタペストリーまで買って頂き、涙が出るほど嬉しかったです。それ以外にも開業に当たって看板もロゴもパンフレットなど数え切れないぐらい多くの患者さまから精神的にもご支援を頂き、自分ほどの幸せ者はないと思います。僕の大好きな作家に山本周五郎がいます。毎日出版文化賞を受けながら、読者からそれ以上の物を頂いていると辞退され、作品も日の当たらない社会的弱い立場の人に視点を当てて書いておられます。好き過ぎてどの作品を買ったか忘れて同じ本を何冊も買ってしまったりします。(笑)作品の「赤ひげ診療譚」の新出去定(お医者さん)が「仁術なんておこがましい。医者は本人が治ろうとしている力にほんのわずかな手助けをしているだけ」と言った内容の文節があります。医療をすればするほど本当にそう思います。自分自身は非力でありながら、これだけ患者さまに支えられ改めて御礼申し上げます。

投稿者: 武富整形外科

2016.07.11更新

昨日は、ずっと開業準備で時間が無く、不義理をしていたお墓参りに高野山まで行ってきました。いきなりJR新大阪で線路内に人が立ち入ったと言うことで30分遅延により高野号に乗り損ねるというハプニングがあったもののなんとか昼前には、到着することができました。毎回思うのですが、交通機関が発達していない平安時代によくこんな山奥を切り開いて寺院を建設され修行をされたと思います。周りは山なので食事などはどうされていたのでしょうか・・・・ケーブルカーに乗車すると、この高さがスカイツリーと表記された地点があります。標高が高いためかなり涼しく、蛍も飛んでいました。大学生の頃までは一の橋から歩いて奥の院まで歴史上の大名の墓を見ながら参道を歩いていましたが、最近はお墓参りと奥の院に直接行くだけです。(;^_^A世界遺産に登録されてからたくさんの外国人と出会うようになりました。本当にいろんな国から来られています。南海難波駅から奥の院まで電車、ケーブル、バスを乗り継いで片道2時間ぐらいかかるので観光地としてはかなり僻地だと思いますが、荘厳な雰囲気と森林浴は何物にも代え難いぐらい心が洗われるからでしょうか・・・菩提寺で先祖供養の読経中、僕の心は遙か彼方に飛んでいました。よく言えば無我の境地ですが(-д-)zZZ8月13日に参道にロウソクが灯されるロウソク祭りがあります。物心ついて1回しか見たことがないですが、とても綺麗です。もし機会があれば是非訪れてみられてはいかがでしょうか!

投稿者: 武富整形外科

2016.07.09更新

セミが鳴き始めると、梅雨が終わり夏が来たって感じがします。夏休みに入ってがんがん鳴き始めると夏真っ盛りという感じで、海へ山に行かなくてはと言う学生時代を過ごしていました。夏の全国高校野球選手権大会の頃は、ツクツクボウシが鳴いていて、予定通りにできない僕は宿題に追われていました。今も締め切り前日までできない人です。ヾ(;´▽`A``小学生の時、家の裏山でせみの脱皮を初めて見ました。本当に透き通るような緑色で、あまりの美しさにバチバチ写真を撮って夏休みの自由研究で提出したら賞をもらえたことを覚えています。今から考えると研究と言うより観察だけで良く賞を取ったと思います。(;^_^A昔は、クマゼミがあまりいなくてアブラゼミかたまにミンミンゼミがいましたが、最近は圧倒的にクマゼミが多いですね!ニュースで東北には以前クマゼミは生息していなかったが温暖化の影響で生息地が北上していると言われていました。子供の頃は体温を超えるような気温はなかったと思います。外を歩いているとサウナの中に入っているようですね!特にご高齢の方は、しっかり水分を取って頂かないと薬の体内の濃度が高くなり、腎臓や肝臓に悪い影響を与えてしまいます。できれば1日1500ccぐらい飲むようにして頂いた方が良いと思います。これから本格的な夏到来です。外出時には、必ず水分補給できるように水筒など持参して下さいね!

 

 

投稿者: 武富整形外科

2016.07.09更新

一昨日は七夕でした。神鋼記念病院に行くとたくさんの笹が飾ってあり、患者さんの願い事が書いてありました。昔は、家に飾って欲張りの僕は、たくさんの願い事を書いていました。そういえば今回宇宙飛行士の大西さんも将来宇宙飛行士になると書いていたとニュースで放映していましたね!夢を持たないと人生がつまらないし目標ができますよね!七夕で改めて自分の夢について考えてみることも良いのかもしれません。7日の夜も自転車を走らせて天の川を見る余裕もなく帰宅した僕の今の夢は、ゆっくり風呂につかってマッサージでも受けて心ゆくまで寝てみたいです。だんだん夢のスケールが小さくなっていますが(笑)

投稿者: 武富整形外科

2016.07.08更新

日本大百科全書で整形外科とひもとくと臨床医学の専門分科の一つ。姿勢の保持と身体運動にかかわる器官、すなわち脊柱(せきちゅう)、四肢の骨、関節、筋肉系の疾患を取り扱うと記載されています。簡単に言うと運動器に関する病気全般を扱うお医者さんと思っています。4月まで急性期病院の外科医として第一線で働いていたため、手術メインで治療を行っていました。ただ手術だけでは機能回復が厳しく、リハビリを頑張ってもらうことにより生活レベルが上がっているので、リハビリの重要性を分かっていたつもりでした。しかしながらクリニックを開設するに当たり肩のリハビリ一筋でやっていた父親に手伝ってもらって、理学療法の神髄を思い知らされました。痛くて肩の動きが悪い人が、手術や麻酔をかけて無理矢理動かさなくても来院された時より動かせるのです。最近は、運動器、脳疾患だけでなく呼吸器リハビリや心臓リハビリもあり、機能回復にリハビリテーションが大きな役割を占めています。それなのに健康保険は、病名だけで限られた日数しかリハビリ加算ができない、介護保険の要支援要介護を持っている人は医療のリハビリ加算ができないなど残念な制度になっています。ただ僕も父親に収益が悪いため給与を払っていないため同罪ですが、ごめんなさいm(_ _)m

投稿者: 武富整形外科

2016.07.06更新

今回ダッカで、日本人を7名を含む痛ましい事件がありました。バングラデシュのために文化、慣習も違う中にもかかわらず、志半ばで凶弾に倒れられご家族も含め無念の境地だったと思います。心から哀悼の意を申し上げます。2010年末からアラブの春の春以降、テロが増えた気がします。先進国によるISの爆撃がそれに拍車をかけています。昔アフガニスタンでタリバンに対する攻撃に対して、中村哲医師が貧困ゆえ過激な思想が蔓延するのであって生活の糧になるようなインフラ整備をしてあげることにより解決すると述べられていました。またノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララ・ユスフザイさんも砲弾ではなく「1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます。教育こそがただ一つの解決策です。」とスピーチされていました。自爆テロリスト達の家族の人々の話を聞いていると、とても悪徳な人達には思えません。洗脳されている可能性があるとは言え、自分の命を差し出してまで、きっと良い方向に変えようと信じていたに違いありません。力でねじ伏せようとしても憎しみの連鎖を生み出すだけだと思います。学生時代バックパッカーだった僕は、旅行中身も知らぬ言葉も分からない多くの人に助けられました。援助の方法を変えるだけできっと解決できる問題だと信じています。近い将来安心して旅行ができる日が来ることを心待ちにしています。

投稿者: 武富整形外科

2016.07.04更新

昨日頑張って4時に起きて、明石まで家族サービスも兼ねてタコ釣りに行きました。タコっててっきりタコ壺で捕獲するイメージだったので、意外でしたが凍ったアジで引っかけて釣る方法でした。潮の流れが速くてタコがえさの上に乗る感じがいまいち分からず、最終的には10匹しか釣れなかったのですが、周りが2匹ぐらいしか釣れないと聞いていたのでこれは結構上位に入っていると下船するまで思っていました。ところが最高36匹で下から数えた方が早かったです。(;^_^A釣り船の人が頭の急所を一発で射貫いて締めるのには、びっくりしました。僕には最後まで丸い頭のどこが急所か分からなかったです。帰宅してから頑張って唐揚げ、たこ焼き、煮付け、ガーリックオリーブ炒め、タコ飯を作りましたが、もうタコの顔を見たくないと言われがっくりです(T△T)やっぱりほどほどが良いですね!でも36匹も持って帰った人は、どうやって調理したのだろう・・・

投稿者: 武富整形外科

2016.07.01更新

整形外科に来られる患者さまの訴えの中で一番多いのは痛みです。痛みは、今の医学でも客観的に評価することが難しく、人によっても痛みの感じ方が全く違うので治療が難しいです。検査で異常が無くても痛みは起こります。最近原因不明の長く続く痛みの治療法として、「認知行動療法」が注目されています。簡単に説明すると、耐えがたい痛みを完全に取り除くのではなく、痛みとどのように付き合っていければ生活できるかを考えていく心理療法です。痛みは身体の防御反応で、それ以上肉体に負荷がかからないように頭の指令として出されます。例えば糖尿性神経障害があって、痛みを感じなくなると足をぶつけてけがをしても分からなくなります。痛みを感じることは身体にとって、とても大切なことです。でも逆にスポーツ選手などが試合に夢中になって骨折をしていても痛みを感じず、試合終了後に感じることもあります。また「人生生涯小僧のこころ」の著者の塩沼亮潤氏が、千日回峰で修行中は、痛みも断食も耐えられたと記載されていました。医学的に考えてもあれだけの期間絶飲食だといつ亡くなってもおかしくないと思います。つまり心の持ちようによっては痛みをある程度克服することもできると思います。それが認知行動療法ではないかと勝手に理解しています。その中で、東大の笠原諭先生の著書「しつこい痛みは「日記」で治る」と言う本は良いと思います。自分で日記をつけることで、自分の行動を改めて見つめ直すことができるそうです。クリニックの売り上げとしては厳しくなりますが(T△T)、痛みに悩まれている方は、是非一度トライされてみてはいかがでしょうか?

投稿者: 武富整形外科

前へ

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ

武富整形外科 TAKETOMI CLINIC お電話はこちらから:078 -232 -7277 診療時間:月~土 8:30~12:00 13:30~17:00 休診日:水曜、土曜午後、日曜、祝日、第5土曜日