武富整形外科ブログ

2019.06.28更新

当院のスタッフが、神戸マラソンの抽選に当たり出場予定で筋トレをしています。筋肉を増やすということは、運動をすることです。それにより代謝も良くなりいわゆる成人病や骨粗鬆症、最近よく言われている高齢者のフレイルにも改善効果が高いことはよく知られています。でも今月の講演会で大阪大学の先生が、がん免疫療法も筋肉量が多いと効果が長続きするということを立証されたそうです。整形外科は、運動器を主に扱う科ですが、入院して寝たきりになると感染症のリスクが上がりなくなる方も数多く見てきました。やっぱり元気でいるためには、運動して筋肉量を上げることが一番だと思います。1日30分でもいいので是非今日から軽い運動から始めて下さい!

投稿者: 武富整形外科

2019.06.27更新

G20サミットが大阪で開催されるため通行止め、ロッカーゴミ箱の使用禁止で神戸も影響を受けています。これだけの対価を払うのだから、各国のトップは、今後の世界のあり方について真剣に議論して欲しいと思います。最近は、自国主義に走って協調性がなくなっている感じがします。それぞれが利害関係のみで動くと戦争が起きてしまうのではと心配しています。2012年に各国の首脳が集まり、ブラジルで開催されたリオ会議での元ウルグアイ第40代大統領のホセ・ムヒカ氏のスピーチを機会があれば是非聞いてみて下さい。YouTubeでもインターネットでも検索するとすぐに出てくると思います。世界一の貧しい大統領のスピーチで聞かれたこともあると思います。

 

 

投稿者: 武富整形外科

2019.06.25更新

クリニックの理念を掲げ、今年になってクリニックの内部の改革を行いました。多くの離職者が出て本当に日々大変でした。今でもまだ余韻が続いていますが・・・でも自分を信じていました。逆境こそ新しく生まれ変われるチャンスだと!漫画のキングダムではないですが、人間追い詰められると本当に真剣に物事を考え解決方法を考えます。大学時代、タイの離れ小島で、眠剤入りのキャラメルと食べて、パスポートも航空券、お金もすべて取られてしまいました。残っていたのは靴底に入れてあった1枚のクレジットカードだけでした。気がついた時、もう日本に帰れないのではないかと思いました。そこから現地の人と身振り手振りで交渉して交通費を獲得、やっとバンコクの日本大使館まで行くことができ、アンダーグラウンドの様々な情報を集めなんとか日本に帰国することができました。たぶん日本で普通の大学生活を送っていれば、お金をかける旅行をしていたら、そんな経験はしなかったと思います。身ぐるみ剥がされ無一文でも、自分の力を信じてやればできると思えました。そこには学歴もマニュアルもありません。逆境こそ人間を何よりも育てると思います。「金持ち父さん貧乏父さん」や「ユダヤ人の大富豪の教え」を読んでも自分で考える環境を作らせて教育をしています。それこそ人生に必要な勉強ではないかと思います。

投稿者: 武富整形外科

2019.06.24更新

昨日は、名古屋まで子供のネット依存についての講演会に参加してきました。世の中には、相当数の不登校やネット依存がはびこっている現実に愕然としました。川崎や東京の事件後、ご両親からの相談が急増しているそうです。きっかけはほぼ人間関係の崩壊で、原因として学校生活が占めている割合が多いそうです。苦労されているお母さんの話をお聞きし胸が詰まる思いでした。病院からも見放され、どうして良いかわからない多動症の子供さんの親御もいました。僕らの子供時代は、子供会や地蔵盆、盆踊りなど地域の結びつきが多かったですが、最近は隣近所にも誰が住んでいるかわからない状態で、頼れる身内がいらっしゃらない親は、本当に大変だと思います。東京の事件のように、自分の子供が他人を殺めるぐらいなら、自分の手でと考える気持ちが僕にもあります。幸い僕には多くの支えてくださる人がいます。開業してから患者さんの距離が近くなり、色んな意味で人生の勉強もさせて頂き、つくづく幸せ者だと思います。他人に無関心でなく、温かい目で見守る社会になって欲しいと思います。

投稿者: 武富整形外科

2019.06.21更新

働いてからずっと毎日、週末を含めて自分の中では、馬車馬のように働いています。しかしながら仕事をしている充実感はなく、毎日帰ればぐったりです。最近、時間コントロールができていないのは、自分の能力のなさだと思うようになりました。その中でNIKKEI STYLEで書いてある記事が目に飛び込みました。パレートの法則です。「結果の80%が重要な20%によって生み出されている」経営者のパレートは気づいたそうです。売上高の多い順に顧客を並べてみると、上位20%の顧客で総売り上げの80%を占めている。日本ファシリテーション協会フェローの堀公俊さんが書かれている記事なのですが、実際に自分のクライアントで検証するとその通りだったというのです。また上位20%のヒット商品で、会社の利益の80%をカバーしているとも言われていて、堀氏も自分の著書で売り上げを調べると、ほぼそれに近い72~77%だったそうです。重要な20%から全体の80%が生み出されているとしたら、そこに資源を集中するのが効率的です。そうしないと貴重な時間を有効に活用できません。とむすばれていました。まさしく目からウロコでした。ホリエモンこと堀江貴文氏も自分のやりたいことに集中してきた。とよく対談で述べられています。人生100年と言われますが、自分もすでに折返しを過ぎてしまいました。限られた残りの時間を大事に使いたいと思います。

 

 

投稿者: 武富整形外科

2019.06.20更新

皆さん、「キングダム」という漫画ご存知ですか?プレジデントや経営者がおすすめ本の一つです。現在上映されています。僕は、2回見に行きました。簡潔にストーリを話すと春秋戦国時代の中国を統一するため、弟に王座を奪われた王を奴隷の子供が助けて天下統一を目指す物語です。僕が大好きなのは、主人公の奴隷の子供の信が、天下の大将軍になる夢を描きながら、逆境にもめげず、周りの人を感化させて強くなっていくところです。映画の中のフレーズで、敵が「夢なんてクソくらえ」みたいなことを言うと、信が「夢があるから強くなれるんだろう!」とシーンが大好きです。僕もずっと夢を描きながら生きてきました。今も患者さんを痛みから開放して好きなことをさせてあげたい、子供達に夢描き自分の力で頑張る環境を作りたいと毎日奮闘しています!またテーマ曲Wasted Nightという曲も、失敗を恐れず今日を頑張る内容の歌詞で自分を奮い立たせてくれます。ぜひ機会があればご覧になって下さい。

投稿者: 武富整形外科

2019.06.17更新

昨日は、朝はエコーセミナーに参加、昼から今後の超高齢・少子化社会と国民皆保険制度の財源選択という講演会に参加してきました。午前中は、隠岐の島で総合診療医をされている、白石先生の外来診療でここまでエコーで診断できるという手技を見せて頂き感銘を受けました。僕のような貧乏な開業医は、レントゲンとエコーしかなく、とてもCTやMRIなど買えません。レントゲンでわからない骨折や痛みの強い腰痛は、どうしてもCTやMRIで診断したくなります。ただ地域連携で病院に連絡しても早くて数日後しか予約ができず、悶々とした日々を過ごすことになります。エコーは簡便ですぐに当てれるので、MRIやCTがない開業医にとってとても有り難い診断機器です。尿路結石、気胸や虫垂炎まで診断できる可能性を見出すことができました。

午後からは国民皆保険制度の維持するための財源を消費税にするのが良いかその他の選択があるかという日本福祉大学元学長の二木先生のお話でした。野党やマスコミがただ単に反対しているのと異なり、現状をしっかり判断し、現時点では、逆進性があるものの社会保険費で対応せざるを得ないという結論でした。給与が増えず社会保障費が増えることは庶民にとってかなりきついですが、消費税が導入されても、それがきっちり社会保障費に回る保証がないのなら、確実な方が良いというのは納得できました。治療現場で出ていて医療費は本当に高いと思いますが、当院は外国人の方が多いので、お話を聞いていると日本の医療制度は世界一優れていると思います。フリーアクセスで高額医療費制度もある。海外では、まず専門医に見てもらうまでに数ヶ月、そこで診断され手術をしてもらうまで数ヶ月と癌だとまず進行していると思われます。また医療費も桁違いに高くて、歯科治療なら飛行機に乗っても日本で治療する価値があると言われています。マスコミの一部の報道だけに惑わされず、しっかり自分自身で事実認識をする必要があると改めて感じました。マスコミも同じような報道だけでなくたまには違う切り口で検証し報道して欲しいものです。

投稿者: 武富整形外科

2019.06.15更新

いつまでたっても子供達が虐待やネグレクトのを受けている事例が跡を絶ちません。解明された具体的な虐待方法を次々ニュースで放映され、心は張り裂けそうになります。毎回責任者探し、両親の稚拙さについてマスコミはコメントを言いますが、具体的な対策がなされない限りこのような事例は減ることはないでしょう!昔はきっと大家族や三世代家族で、きっと親たちが疲弊しないようにセーフティネットが家族内に存在したのだと思います。現代のように家族も疎遠で隣近所にも誰が住んでいるかわからない状態で、どのようにすれば地域で育児や徘徊高齢者を暖かく見守るようなシステムが作れるのでしょうか?過度のバッシングや他人夫婦の問題に過剰に介入することなど本当に必要なことなのでしょうか?僕は、ゆくゆくクリニックの診療後に、近所の人が集ったり、子供達が人からの押しつけの勉強でなく、主体的に自分の夢に向かって勉強できる場所を提供できればと思っています。

投稿者: 武富整形外科

2019.06.14更新

昨夜、リウマチの講演会で高齢者における多剤投与の問題が提起されていました。以前より高齢者に多剤併用が多く、それによる副作用で転倒や合併症が増えていると言われています。特に7種類以上服用されていることを、ポリファーマシーと言われますが、当院に来られる患者さんでも逆に7種類未満の人を探すのが難しいぐらいです。かかりつけ薬局も有名無実化して、ほぼ皆さん門前薬局で処方されているため、責任の所在が曖昧で、減量に取り組むところなどほぼ皆無だと思います。意識を持って減薬することが一番大事だと思いますが、現場で治療している私として一つ提案があります。院内処方で7種類以上処方すると問答無用で薬剤費が1割カットされます。薬価差益が殆ど無い昨今、1割カットされるとほぼ赤字で処方、処方数が多ければ多いほど損失が多いため大きな歯止めになると思います。院外処方だと処方箋料が数十点だけ減算されるので処方する側としては、それほど痛みを感じません。院外処方も院内処方と同じように、処方元の医院や病院から一律1割薬剤費をカットすればもう少しポリファーマシーの問題に真剣に取り組むと思います。身体状態の現状を評価せず、延々と薬が処方されている状況には、非常に疑問を思っています。運動療法や生活習慣を改めるだけで薬はそれほど必要でなくなると実感しています。

投稿者: 武富整形外科

2019.06.13更新

2ヶ月間ブログを更新せずすいませんでした。今年に入ってから私の不徳のせいでクリニックの受付が、ごたごたして誠に申し訳ございませんでした。開業して3年でしたが、人事の面で苦労し心身とも疲弊した数ヶ月でした。クリニックの理念を掲げ改革する事は、このような小さなクリニックでも大変でした。特に人材不足が拍車をかけ、私のところだけでなく零細企業のみならず中小企業も仕事のやりくりが大変だと思います。最近黒字や人材不足倒産など身を持って感じることができます。日本は、生産性が低いと言われているので、これをきっかけに生産性が上がるのでしょう!昔ながらの人間なのでしょうか、面接も連絡もなく来ない人、連絡も取れない人、突然退職される人など自分が今まで経験したことのない事も数々ありました。他人事ながら、人生100年時代にどのような人生設計を描いているのか心配になってきます。人材不足で、今は容易に就職することができても、この先AIがどんどん導入され、数十年単位で仕事を続けることを考えると厳しいのではないでしょう?政府が、2000万円貯蓄が必要だ!非正規から正規へと声高に叫ぶのも、将来生活保護費が10兆円を超えると試算されているからです。国債が1000兆円を超える中、公的な社会保障だけで老後を過ごせると思わないのは僕だけなのしょうか・・・・

投稿者: 武富整形外科

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