武富整形外科ブログ

2021.01.11更新

毎日毎日時間に追われ忙しく働いていますが、充実感を覚えることはなく、どちらかというと心労が蓄積されている感じです。それは、貴重な時間の有効活用ができていないのですね!経営者の神様と言われているピーター・ドラッカー氏著書の「プロフェッショナルの条件に」この一文がありました。「成果をあげる者は、時間が制約要因であることを知っている。あらゆるプロセスにおいて、成果の限界を規定するものはもっとも欠乏した資源である。それが時間である。時間は、借りたり、雇ったり、買ったりすることはできない。その供給は硬直的である。需要が大きくとも、供給は増加しない。価格もない。限界効用曲線もない。簡単に消滅する。蓄積もできない。永久に過ぎ去り、決して戻らない。したがって、時間は常に不足する。」2000年に日本で発行された名著ですが、今でも通じる自己啓発本です。年令を重ねるごとに、時間の大切さを痛感しています。限られた時間の中での選択と集中について再認識しています。

投稿者: 武富整形外科

2021.01.10更新

元東大教授で医療ガバナンス研究所理事長 上 昌広先生のコラムがDiamondのonlineで出ていました。端的に言うと日本のコロナ対策は、全然科学的でないということです。僕自身も現場に出ていて強くそう感じます。陽性だった患者さんは糖尿病だったのですが、自宅待機となりました。当然家族の子供さんからまた陽性が出ました。最近家族内感染も増えていると報告されていましたが、今の対応なら間違いなく感染者数は増えてきます。そもそも12月までのデーターですが、1ヶ月前とはいえ、あまり飲食店の営業を時短にしなければいけないデーターとも思えないのですが・・・リーダーたるもの国民に、会食をしないように勧めておきながら、自分たちは行ったり、マスク会食など非現実的な対応を求めること自体理解ができません。マスコミも感染者数や困窮している経営者のインタビューだけでなく、今この状況を打開するためには、国民も含めて政治家たちに何を投げかけたら良いのか追求する番組を制作して欲しいです。このままでは、第二次世界大戦で、新聞やラジオが鬼畜米英を叫んで開戦を推し進めた状況と全く同じです。その結果、最終的に戦没者212万1,000人の60%強が餓死者という悲惨な戦争へと突き進んでいったのです。自殺者数も、2020年5ヶ月連続で前年を上回っています。今後廃業や倒産雇い止めなど次々に起こることは推測されます。1日でも早く、エビデンスに基づいた政策を、お行って欲しいです。下記のグラフは東京都の感染経路の割合です。https://news.yahoo.co.jp/articles/146388df77d4cce254fa0b640d140bd2e74ff1d0?page=1東京都コロナ感染経路

投稿者: 武富整形外科

2021.01.06更新

昨年の12月から問題が発生し、今年になっても次々想定外の事が起こりかなり凹んでいます。バックパッカーで海外を渡り歩き、かなり危険な目にもあったため、リスクマネジメントに対しても対応できると信じていましたが、認識の甘さを改めて思い知らされました。年々身体も含め対応能力が低下してきているのかもしれません。その中で日経ビジネスの鈴木会長(おそらく70歳ぐらい)のコメントには力付けられました。以下引用「目標が高くて弱音を吐くことがあるかもしれない。だけど、あれこれ考えるより実行あるのみ。命がけで、実力相応の考え方であらゆる挑戦をしていきたい。政府に対し「軽自動車だけはできません、お助けください」などとは思っていない。脱炭素は人類が協力しないとだめで、経営者よりも人間として、1%でもいいからカーボンニュートラルに近づきたいと考えている。」凄いですね!飽くなき追求心を見習わないといけないですね!

投稿者: 武富整形外科

2021.01.04更新

正月だけ休みだったので「介護殺人ーー追いつめられた家族の告白」の2章だけ読みました。今の介護制度のあり方が善良な介護人を追い込んでいく事が、現場で働いていても分かります。徘徊や昼夜逆転、大声を出す困った認知症の患者ほど入所できないのです。逆に意識のない寝たきりの患者ほど介護度も高く入居しやすいようになっています。家族にとってどちらの方が、介護する上で肉体的にも精神的にも辛いでしょうか?24時間、目を離せない状況で睡眠もままならず、働きに出ることもできないため経済的にも追い詰められていく、まさに命を削っていくような生活をせざるを得ないような社会制度です。コロナもしかりです。発熱があれば、診察もせず検査する前から、他の病院か検査センターに行くように指示を受け、そこへ行けば元のかかりつけ医に行くように言われ、患者さんは右往左往してどこに行けばよいのかわからないまま時間が経ち症状が進行したりします。僕らの小さい頃は、近所の人が皆、おせっかいで親代わりでした。夜遅くになれば怒られ、悪いことをしては注意され、食事も食べさせてくれたり、風呂も入ったこともありました。僕は、大学時代バックパッカーで海外旅行を50カ国以上行きましたが、みんな親切でした。特に貧しい国ほど、家族愛に満ち溢れ、一家団欒の場で質素ですが温かい食事を頂きました。皆さん、見て見ぬ振りをしていませんか?僕だっていつ何時ボケるかもしれないし、障害者になる可能性もあります。誰だって同じ境遇になる可能性があるのです。僕の大好きな作家、山本周五郎の「つばくろ」という小説で心打たれる一節があります。「みんなが重い荷を負っている。境遇や性格によって差はあるが、人間はみなそれぞれなにかしら重荷を負っている。生きていくとゆうことはそういうものなんだ、そして道は遠い・・・・ 互いに援けあい力を貸しあってゆかなければならない、互いのいたわりと助力で、少しでも荷を軽くしあって苦しみや悲しみを分け合ってゆかなければならない。自分の荷を軽くすることは、それだけ他人の荷を重くすることになるだろう。道は遠く、生きることは苦しい、自分だけの苦しみや悲しみに溺れていてはならない」

投稿者: 武富整形外科

2021.01.03更新

今年ほどこの言葉が空虚に聞こえたことはありませんでした。たまたま12月と1月は、西暦が変わるため新しい年を迎えるということでめでたいのでしょうか?幼少期は、正月にお屠蘇を飲んで、凧揚げやコマ回し、かるた取りをしていました。何よりもお年玉が楽しみで、もらえるとすぐにおもちゃ屋さんに走っていました。貧しく本だけしかなかったものですから・・・・幸いこの年末年始という合法的な連休があることにより、普段溜まりに溜まった仕事ができる日でもありました。今年は年賀状ですら正月にやっと書ける有様でした。現在院内に電子カルテが作動しているパソコン14台、プリンター5台、複合機1台、それが年末立て続けに、パソコン3台、プリンター1台、複合機1台、電話機すら壊れました。年末年始の企画していた仕事がすべて吹っ飛びました。年明けからの稼動を行うための物品の購入ですらコロナの影響で休業日が長く入手が大変でした。1/2にも関わらず友人にも夜中までかかって手伝って頂きましたが、微妙に専門性が異なり解決しなかったです。結局正月以外ずっとクリニックで過ごすことになりました。流石に昨日は心が悲しく、騒いでいる若者の声を尻目に、やるせない気持ちで眠剤を多用して、診察台で寝ました。固くて寒かったです(笑)それでも仕事は終わりません。人生も半世紀以上生かせてもらいました。人様に迷惑をかけないうちに幕引きすることも必要ですね!出会った多くの人は、本当に僕よりもずっとずっと素晴らしい人達であり、いつも心優しく支えて下さりました。感謝です。皆様にとっても良い年でありますように願っています。

投稿者: 武富整形外科

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