部位別のお悩み~膝・股関節・足の痛み~

膝の痛み

変形性膝関節症

変形性膝関節症は多くの場合、老化が原因で発症します。そのほか、肥満、遺伝、骨折や膝靭帯損傷、半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症が原因で発症することもあります。

症状

主な症状は膝の痛み、膝に水がたまるなどで、初期段階には立ち上がり時、歩行開始時などの動作開始時に痛みが生じるようになり、症状が進行すると、階段の上り下りが困難になることもあります。さらに症状が進行すると、安静時にも痛みが生じるようになり、膝が伸びなくなって歩行が困難になることもあります。

半月板損傷

半月板とは、膝の関節の中のある軟骨でできた厚い舌状のもののことで、膝に体重がかかった時などに、クッションやスタビライザー(揺れを減少させ、安定させる機能)のような役割をはたします。半月板が損傷すると、痛みが発生するほか、膝の屈伸ができなくなったり、しゃがんだ時に膝が引っかかり、自分の力で伸ばすことができなくなったりすることがあります。軽度であれば時間の経過とともに痛みは改善されますが、継続して痛みが発生する場合や、しゃがんだ時の引っかかりが頻繁に起こる場合には、手術が必要となることもあります。

症状

痛みのほか、膝の曲げ伸ばしの際に痛みや引っかかりが生じる場合があります。症状が進行すると、歩行が困難になるほどの痛みが生じたり、膝に水がたまったり、急に膝が動かなくなる「ロッキング」という状態を引き起こしたりすることがあります。

膝靭帯損傷

膝靭帯損傷は、スポーツ時の衝突や交通事故などにより、強い力が膝に加わり、本来曲がらない方向に膝が曲がった場合やねじれた場合などに起こります。外力が加わる方向に応じて、4つの靭帯が単独、あるいは複合的に損傷します。

症状

損傷後3週間程度は、膝に痛みや運動制限などの症状が現れます。また、時間の経過とともに腫れが目立ってくる場合もあります。急性期を過ぎると、痛み、腫れ、運動制限などの症状は改善されますが、下り坂での歩行時や膝をひねるなどの動作を行った時に違和感を覚えるなど、膝に不安定感が生じることもあり、こうした状態を放置していると、半月板損傷や軟骨損傷などを引き起こすことがあります。

股関節の痛み

変形性股関節症

変形性股関節症は女性に多くみられ、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全などの幼少期の疾患の後遺症が主な原因です。高齢化にともない、特に原因となる病気にかかったことがない場合でも、加齢とともに変形性股関節症を発症するケースも増えています。

症状

主な症状として、股関節の痛み、運動障害などが挙げられます。初期段階には立ち上がり時や歩行開始時などの動作開始時に、足に付け根などに痛みを感じる場合があります。症状が進行すると痛みが強くなり、患者様によっては安静時にも痛みが生じるようになることもあります。

特発性大腿骨頭壊死症

軟骨で覆われている大腿骨は、関節内に深く収まっているため血管が少なく、血流障害を起こすと骨が壊死してしまうことがあります。この壊死した骨の範囲が広いと体重を支えることができなくなり、潰れて痛みなどの症状を発生させます。

日本では年間2000人程度の発症があるとされており、男性の場合はアルコールの多飲、女性の場合はステロイド剤の副作用に関連して発症しているケースが多いと言われています。

症状

特発性大腿骨頭壊死症の症状として、股関節の痛みと跛行(片足を引きずるようにして歩く状態)が挙げられます。変形性股関節症とは異なり急速に発症するので、初期段階には股関節の変形による機能障害などはあまりみられません。

大腿骨頚部骨折

大腿骨は、股関節のすぐ下の部分で曲がっています。そのため、この部分は転倒時や転落時に外力が集中し、骨折しやすいとされています。また大腿骨頸部骨折は、骨粗しょう症により骨がもろくなった高齢者の間で多発しており、骨折したことが契機となって寝たきり状態になってしまう方もいます。

症状

足の付け根部分に痛みが発生し、多くの場合、立つことや歩行が困難になります。

足の痛み

外反母趾

外反母趾とは、親指が小指側などに曲がる変形のことです。つま先の細い靴を履き、親指の付け根から先が圧迫されることなどが原因で発症します。靴の歴史が長い欧米で多い病気とされていましたが、近年では日本でも外反母趾を発症させる方が急速に増えています。

症状

外反母趾の特徴的な症状として、親指の先が人差し指に向かって「くの字」に曲がり、付け根の関節の内側の突出部に痛みが生じるというものが挙げられます。また、突出部に靴が当たることで炎症を引き起こすことがあり、炎症が進行すると、靴を履いていない時でも痛みを感じるようになることがあります。

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