武富整形外科ブログ

2019.06.17更新

昨日は、朝はエコーセミナーに参加、昼から今後の超高齢・少子化社会と国民皆保険制度の財源選択という講演会に参加してきました。午前中は、隠岐の島で総合診療医をされている、白石先生の外来診療でここまでエコーで診断できるという手技を見せて頂き感銘を受けました。僕のような貧乏な開業医は、レントゲンとエコーしかなく、とてもCTやMRIなど買えません。レントゲンでわからない骨折や痛みの強い腰痛は、どうしてもCTやMRIで診断したくなります。ただ地域連携で病院に連絡しても早くて数日後しか予約ができず、悶々とした日々を過ごすことになります。エコーは簡便ですぐに当てれるので、MRIやCTがない開業医にとってとても有り難い診断機器です。尿路結石、気胸や虫垂炎まで診断できる可能性を見出すことができました。

午後からは国民皆保険制度の維持するための財源を消費税にするのが良いかその他の選択があるかという日本福祉大学元学長の二木先生のお話でした。野党やマスコミがただ単に反対しているのと異なり、現状をしっかり判断し、現時点では、逆進性があるものの社会保険費で対応せざるを得ないという結論でした。給与が増えず社会保障費が増えることは庶民にとってかなりきついですが、消費税が導入されても、それがきっちり社会保障費に回る保証がないのなら、確実な方が良いというのは納得できました。治療現場で出ていて医療費は本当に高いと思いますが、当院は外国人の方が多いので、お話を聞いていると日本の医療制度は世界一優れていると思います。フリーアクセスで高額医療費制度もある。海外では、まず専門医に見てもらうまでに数ヶ月、そこで診断され手術をしてもらうまで数ヶ月と癌だとまず進行していると思われます。また医療費も桁違いに高くて、歯科治療なら飛行機に乗っても日本で治療する価値があると言われています。マスコミの一部の報道だけに惑わされず、しっかり自分自身で事実認識をする必要があると改めて感じました。マスコミも同じような報道だけでなくたまには違う切り口で検証し報道して欲しいものです。

投稿者: 武富整形外科

2019.06.15更新

いつまでたっても子供達が虐待やネグレクトのを受けている事例が跡を絶ちません。解明された具体的な虐待方法を次々ニュースで放映され、心は張り裂けそうになります。毎回責任者探し、両親の稚拙さについてマスコミはコメントを言いますが、具体的な対策がなされない限りこのような事例は減ることはないでしょう!昔はきっと大家族や三世代家族で、きっと親たちが疲弊しないようにセーフティネットが家族内に存在したのだと思います。現代のように家族も疎遠で隣近所にも誰が住んでいるかわからない状態で、どのようにすれば地域で育児や徘徊高齢者を暖かく見守るようなシステムが作れるのでしょうか?過度のバッシングや他人夫婦の問題に過剰に介入することなど本当に必要なことなのでしょうか?僕は、ゆくゆくクリニックの診療後に、近所の人が集ったり、子供達が人からの押しつけの勉強でなく、主体的に自分の夢に向かって勉強できる場所を提供できればと思っています。

投稿者: 武富整形外科

2019.06.14更新

昨夜、リウマチの講演会で高齢者における多剤投与の問題が提起されていました。以前より高齢者に多剤併用が多く、それによる副作用で転倒や合併症が増えていると言われています。特に7種類以上服用されていることを、ポリファーマシーと言われますが、当院に来られる患者さんでも逆に7種類未満の人を探すのが難しいぐらいです。かかりつけ薬局も有名無実化して、ほぼ皆さん門前薬局で処方されているため、責任の所在が曖昧で、減量に取り組むところなどほぼ皆無だと思います。意識を持って減薬することが一番大事だと思いますが、現場で治療している私として一つ提案があります。院内処方で7種類以上処方すると問答無用で薬剤費が1割カットされます。薬価差益が殆ど無い昨今、1割カットされるとほぼ赤字で処方、処方数が多ければ多いほど損失が多いため大きな歯止めになると思います。院外処方だと処方箋料が数十点だけ減算されるので処方する側としては、それほど痛みを感じません。院外処方も院内処方と同じように、処方元の医院や病院から一律1割薬剤費をカットすればもう少しポリファーマシーの問題に真剣に取り組むと思います。身体状態の現状を評価せず、延々と薬が処方されている状況には、非常に疑問を思っています。運動療法や生活習慣を改めるだけで薬はそれほど必要でなくなると実感しています。

投稿者: 武富整形外科

2019.06.13更新

2ヶ月間ブログを更新せずすいませんでした。今年に入ってから私の不徳のせいでクリニックの受付が、ごたごたして誠に申し訳ございませんでした。開業して3年でしたが、人事の面で苦労し心身とも疲弊した数ヶ月でした。クリニックの理念を掲げ改革する事は、このような小さなクリニックでも大変でした。特に人材不足が拍車をかけ、私のところだけでなく零細企業のみならず中小企業も仕事のやりくりが大変だと思います。最近黒字や人材不足倒産など身を持って感じることができます。日本は、生産性が低いと言われているので、これをきっかけに生産性が上がるのでしょう!昔ながらの人間なのでしょうか、面接も連絡もなく来ない人、連絡も取れない人、突然退職される人など自分が今まで経験したことのない事も数々ありました。他人事ながら、人生100年時代にどのような人生設計を描いているのか心配になってきます。人材不足で、今は容易に就職することができても、この先AIがどんどん導入され、数十年単位で仕事を続けることを考えると厳しいのではないでしょう?政府が、2000万円貯蓄が必要だ!非正規から正規へと声高に叫ぶのも、将来生活保護費が10兆円を超えると試算されているからです。国債が1000兆円を超える中、公的な社会保障だけで老後を過ごせると思わないのは僕だけなのしょうか・・・・

投稿者: 武富整形外科

2019.04.18更新

プレジデントのオンライン版で見て感銘を受けました。弱者に対していかに日本は冷淡であるか具体的なデーターで示されていました。実際、最近のマスコミやSNSのコメントを見ていると、社会的弱者や過ちを犯した人へのバッシングが過激すぎると思います。僕自身もそうですが、とても聖人君子ではありません。誘惑には弱いし、病気になったり運営がうまく行かず一文無しになる可能性もあります。当然どん底から再挑戦をしなければならないと思いますが、周りに受け入れ体制がないと這い上がってくることすら難しいのではと考えてしまいます。上野氏のメッセージの一部を抜粋すると「世の中には、頑張っても報われない人、頑張ろうにも頑張れない人、頑張りすぎて心と体をこわした人達がいます。頑張る前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」と頑張る意欲をくじかれる人達もいます。あなたたちの頑張りを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれない人々をおとめるためにではなく、そういう人々を助けるために使って下さい。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください」涙が出そうになりました。岡本純子氏のコメントも引用すると、2007年のアメリカのピューリサーチセンターの調査によると「国は貧しい人々の面倒を見るべき」という考えに対し、同意すると答えた人は、イギリス91%、中国90%、韓国87%、アメリカ70%であったのに対し、日本は47カ国中、最低の59%だった。上野氏が指摘したように、「たまたま恵まれた環境と能力と運」によって、分かれ道ができただけであり、いつ自分が向こう側の人間になるかなど、わからない。離婚、不登校、引きこもり、虐待、介護、死別、病気、事故、加齢など、誰もが、あっという間に「弱者」になるのに、その痛みを分かつ「想像力」を持たない人たちが世界のどの国よりも多くいる、これは悲しい事実だ。日本が「きわめて他人に冷たい国」であることを示すデータはまだまだある。イギリスのチャリティー団体Charities Aid Foundation(CAF)が、人助け、寄付、ボランティアの3項目についての評価を各国別にまとめて発表する世界寄付指数(World Giving Index)。その2018年の調査では日本は144カ国中、128位だった。あまりに低すぎてびっくりします。アメリカのペンシルバニア大学ウォートン校のアダム・グラント教授によれば、人は3つのタイプに分かれるという。「Giver(人に惜しみなく与える人)」「Taker(真っ先に自分の利益を優先させる人)」「Matcher(損得のバランスを考える人)」このうち、最も成功を収めるのはほかならぬGiverなのだそうだ。骨折でアメリカで帰国された患者さんが、日本では三角巾つけていないと人が当たってくるので外せなかったが、アメリカでは三角巾をつけているとあまりにも多くの人に心配され声をかけられるので取り外したと聞きました。いつ自分が転落するかもしれない弱者に温かい世で、Giverでありたいものです。

投稿者: 武富整形外科

2019.04.01更新

新元号がもうすぐ発表になります。「平成の30年で、なぜ日本がこれほど凋落したのかという」タイトルで、JBpressに非常に納得させられる記事がありました。言われてみれば平成の幕開けはバブルの頃だったのですね!遠い昔のような気がします。記事からかなり抜粋させていただくと平成6年、世界のGDPに占める日本のGDPの割合は17.6%でした。これが平成29年になると、日本の割合は6.1%。存在感はほぼ3分の1になってしまいます。またスイスのビジネススクール「国際経営開発研究所(IMD)」が毎年発表している、国際競争力ランキングで、日本は平成元年から4年まで1位でした。それが2018年には25位。この数年は20位代後半をさまよっています。世界の時価総額ランキングも、世界のトップ50社を見ると、平成元年には日本企業が32社も占めていたのに、平成30年ではトヨタ1社が35位にランクインしているのみ。国際経済の舞台で、日本は凋落の一途を辿っていった。それが平成という時代でした。具体的に言えば、日本が得意としてきた製造業中心の資本主義から、もっと資本効率の良い金融業やIT産業が経済のメインストリームになっていったのです。この変化に日本はついていけませんでした。それが日本凋落の原因なのです。では、日本はなぜこの変化についていけなかったのでしょう? もともと日本人は、時代の大きな変化に柔軟に対応していくことが得意な人たちでした。典型は明治維新です。それまでの徳川幕府の時代からすれば、明治維新は社会構造を根本的にひっくり返すような改革です。各地に君臨した殿様の権限を全部取り上げて廃藩置県を行ったり、米で納めさせていた税金をお金で納めさせるようにしたり、国民全員に初等教育を受けさせる義務教育を導入したり・・・。どれをとっても「消費税率を8%から10%に」などというレベルの改革ではありません。明治維新というのは、本当に無茶苦茶な改革でした。近代西洋とぶつかり合って、「あ、そういう時代なんだ、このままじゃ生き残れないんだ」と、鍵となる日本人たちが認識したからこそ、過去をかなぐり捨てて、時代の変化に食らいついていったのだと思います。戦後も同様です。日本はアメリカとガチンコの戦争をし、徹底的に叩き潰されました。はっきり言って「終わった国」だったはずです。しかしその状況から、日本人は、欧米型の民主主義、資本主義に対応していきました。自動車も家電も、日本人が発明したものはありませんでしたが、欧米企業にキャッチアップし、ついには抜き去るようにして、経済大国へとのし上がっていきました。1979年には『ジャパン・アズ・ナンバーワン』という本もアメリカで出ました。つまり歴史を振り返ってみると、新しい時代、新しいゲームについていくことは、本来、日本人はどこの国の人たちよりも得意なはずなのです。ところが、平成の時代に起きた世界の構造変化には、さっぱりついて行けなかったのです。その原因は、一つしか考えられません。それは「人的資源の劣化」です。もう少し突き詰めて言うならば、平成に起こった日本の凋落は、「教育の敗戦」の結果だったと言えるでしょう。僕は、日本人は、てっきり外圧でしか変われないと思っていましたが、歴史を紐解くとそうでなかったのですね!僕自身も何度もブログでも書いているように、日本の教育が画一的すぎて世界の趨勢についていけていないのだと思っています。特に最近は社会変化が目まぐるしいため、対応できていないのではないでしょうか?日本を再度元気にするためには、教育を変えていく必要があるのでは!と再認識しました。

 

 

 

投稿者: 武富整形外科

2019.03.29更新

引退会見は、深夜に開かれたため僕は寝ていました。(;^_^Aその後YouTubeや記事で見ると改めてイチローの偉大したいと思います。さが伝わってきました。自分に課題を課してコツコツとそれに向かって努力をしていく、口で言うことはたやすいですが、人並み外れた努力家だと思います。それでも人より頑張ってきたとは言えないと言われていました。私も含めて多くの人は、目標や目的を立てても自分自身に甘く、日々の生活に流され挫折してしまうと思います。特に結果がすぐに見えないと諦めがちです。原田メソッドという教育法でも言われていますが、明確な目的を立ててそれを叶えるために目標を立て、毎日自己評価することが必要とひしひしと思いました。そうしないとすぐに楽な道に逃げようとする自分がいます。( ̄Д ̄;;50歳も超えて、人生の折返しも過ぎました。限りある残りの人生を悔いのないように過ごさなきゃ!

投稿者: 武富整形外科

2019.03.23更新

3/20の水曜日午後から今までリハビ助手で頑張ってくれていた王さんの送別会を兼ねてボーリング大会をしました。さり気なく2~3回練習していたのですが、スタッフの隠れた才能にはびっくりしました。もちろん王さんも1位でした。桑田佳祐がボウリングをやっているとかで再ブームになっています。ほぼすべてのレーンが埋まっていました。僕らの中学生時代はよくしましたが・・何十年ぶりでしょうか!ストライクやスペアが出ると総立ちとなり全員が楽しめるスポーツですね!次回は必ずリベンジします。

投稿者: 武富整形外科

2019.03.19更新

無人爆撃をご存知でしょうか?この映画では、ロンドンに司令部、ハワイに操縦室、ナイロビでテロリストに攻撃という物語です。テロリストに英国人と米国人がいるためアメリカの国務長官とイギリスの外務大臣に攻撃許可をもらうためのやり取りが困難を極めやっと攻撃許可が出ます。ところがテロリストのアジトの近くには、子供がパン売りをしていました。子供の命を救うべきいろんな手立てを打つのですが、うまく行かず、テロリストの自爆テロを防ぐため、子供の安全確保という名目で周辺被害推測値を無理やり下げていきます。遥か離れた安全な場所から攻撃するのですが、操縦室からは子供の姿が見えるためミサイル発射のスイッチがなかなか押せません。最終的な結末は、ぜひ映画を借りてご覧になることを勧めます。現にこの時間もアラブの内戦で多くの子供達が亡くなっています。僕たちは、ニュースの画面でしか状況は把握できす無機質に死者数などテロップに流れますが、現実はもっともっと悲惨だと思います。私利私欲の戦いのため、なんの罪もない子供達が犠牲にならない世の中は難しいのでしょうか?

投稿者: 武富整形外科

2019.03.18更新

皆さんは、朝のNHK連続ドラマ「まんぷく」を見られているでしょうか?我が家もチキンラーメンが食卓に上ります(笑)主人公のモデルの安藤百福がカップヌードルを世の中に送り出した時が、還暦を過ぎた61歳なのですね!テレビで見ていても飽くなき追求心は凄いです!また江戸時代の伊能忠敬も51歳から測量を学び55歳から73歳までかけて日本全国を歩き日本地図を書き上げました。平均寿命が短かった江戸時代の50代は、たぶん現代の60歳後半近いのではないでしょうか?お二人の共通点は、年齢にかかわらず自分の興味を集大成まで持っていったところです。外来に来られ夢に向かって頑張っておられる方って、目の輝きが違います。凹むことも多いですが、常に変化を求め自分自身も一生夢を追い続けたいです。

投稿者: 武富整形外科

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