日本株「一人負け」の理由 欧米中に見劣りする国の姿勢
2025.03.28更新
日経にマネックス証券の広木隆の上記タイトルのコラムが出ていました。投資家の視点からすると、消極的選択法で日本株は選ばれることはあっても、積極的に選択されることはないと!実際中国は、内需拡大やアメリカの貿易戦争に対しても対策を取っています。ロシアと中国との関係を絶ち、自国の産業転換もうまく行かなくなっているドイツも、多額の財政出動に動きだしました。アメリカは、御存知の通り自国第一主義です。言葉を拝借すると「ドイツも中国も国を挙げて経済を守ろうとしている。歴史的な財政政策の転換や首相による外資系企業へのトップセールス。トランプ米大統領の「Make America Great Again(米国を再び偉大に)」は言うまでもない。善しあしは別として、欧米中とも政治家が自国のためになりふり構わずの政治に突き進んでいるのだ。それらに比べて、我が国では、国民生活の何がどう改善されるのかよくわからない「年収の壁」議論、多くの経済学者が反対する高校無償化、極めつきが新人議員への商品券配布だ。これでは勝負になるわけがない。24年度の株価リターンが日本一人負けの背景である」毎日のニュースを見て、この国の未来を憂います。
投稿者: