コロナウイルス13
2020.04.30更新
ガイアの夜明けという番組で、いま中国で行われているコロナ対策について放映されていました。これだけ個人の情報管理がされているのかと思うぐらいに、すべての人がどこに立ち寄ったか、コロナ感染の有無について情報集約されており、スマホで地図を表示すると、自分の現在地付近の感染者の有無が確認できます。あと病院受診も、受診者が、クラスターに行ったことがある場合で発熱していない人は、黄色の表示のレーンに、クラスターに行ったことがあり、発熱している人は赤色のレーン、それ以外の人は緑にQRコードで読み込むと一瞬で表示されます。病院に入る前にすでに振り分けられます。またコロナ病棟で働く医療関係者は、病院の隣の宿舎で寝泊まりをして、自宅に帰るには2週間滞在し、その間PCR検査が5回陰性でないと帰宅できません。街のエレベーターもボタンを直接触らないように、ラップや爪楊枝で押すようになっていました。多分ここまでAIを駆使して振り分け、徹底して感染者の隔離、防護は世界のどの国にもないのではないでしょうか?プライバシーの侵害や人権問題は別にして中国の偉大さを改めて認識しました。これで第2波が中国で起こらない場合、感染封じ込めに対しての中国の対応は、正しかったと言わざるを得ません。スウエーデンやブラジルでは全く制限を加えない方法で、感染を受け入れています。ヨーロッパやアメリカも経済活動を再開させる方針になっています。全世界で言葉は語弊があるかもしれませんが、壮大な実験が行われている気がします。結果は来年には出るのではないでしょうか?
投稿者: