イノベーションではなくてリノベーション
2021.11.30更新
政治家の何度やっても効果がないバラマキ政策に、日本社会の停滞と地盤沈下に日々憤りを感じています。30年前からバラマキ政策で日本経済が上昇気流に載ったことがあるのでしょうか?国家財政はとめどもなく借金まみれ、ツケは将来世代に押し付けられています。その中で元ネスレの日本支社の社長の高岡氏の記事が心に響きました。日本の会社が高度成長期でやってきたのは、イノベーションがほとんど無く、既存のデバイスを顧客により快適に使ってもらえるリノベーションだけで、唯一例外がウォークマンだったと!それまでは室内しか音楽鑑賞ができなかったのが、外でも音楽が聞けるようになった。確かにその通りで、コンパクトの機種に様々な機能を付加してより便利にしていただけのような気がします。様々な技術力がありながら、GAFAのような新しい世界を切り開くことなく、同じ土俵に立つ韓国や中国に抜かれていきました。Uberもしかり、発想の転換が高度成長期から実はできていないということです。つまり政治家だけでなく会社も結局変われていない事実が、30年間賃金も経済成長もできていない要因です。目からうろこです。一経営者として、とっても参考になりました。できればこういう人に、日本の若者の教育を託したいです。
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