診療報酬改定
2024.01.31更新
僕たちは、政府が決めた価格によって治療を行っています。それを逸脱するということは、自由診療となります。今回2年に1回の診療報酬改定で、0.88%の引き上げ予定になっています。現場からの意見として言わせてもらうと、こんなもので人件費を上げるべきだと言われても厳しいとしか答えようがないです。購入する物品、光熱費は、一般と同じく上昇しています。既に1%を超える値上げがされていないでしょうか!内部留保が著しく大きいので、利益が大きすぎるのではと推測されていますが、当院でも内線電話や訪問看護を行った際も携帯に転送できるシステムの導入に、100万円、再生医療の申請並びに器具の準備に200万円、その他医療機器の購入やパソコンで毎年数百万単位の費用がかかります。運転資金を0円で回せということでしょうか?介護報酬もしかりです。元々給与が低いのに、数%で就労が増えるのでしょうか?某大学の教授から聞いた情報によると、毎年500名ぐらいの医師が美容医療に進むそうです。医学部5つ分です。それだけ公的医療に魅力がないということです。これから高齢者が増えていく中で、現在の報酬では、間違いなく医療難民、介護難民が出てくると思います。経営のリスクと常に向き合い、真面目に医療を行っていくと、燃え尽き症候群になりそうです
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