武富整形外科ブログ

2016.10.28更新

現在財務省の財政制度等審議会財政制度分科会で今年度中に結論を出すと言われているものに①「かかりつけ医」以外を受診した場合の定額負担の導入②入院時の光熱水費相当額にかかる負担の見直し③処方薬を薬局で買えるようにした薬については保険給付から外す(湿布や目薬、漢方)④金融資産等を考慮した負担への医療保険への適応拡大が論議されているそうです。これが本当に認められると、現在でも訪問診療でかかりつけ医が登録されているため内科の先生で登録されていると、リハビリなどの治療ができないのと同じ事が患者全体に起こることになります。目が悪くなったり耳が悪くなることもありますよね!絶対反対です。②の光熱費の負担は、病院に在籍して、光熱費が莫大であるの事を知っているので賛成です。医療側が購入する全てに(薬や注射や機材もしかり)消費税がかかるにも関わらず、医療費に関しては全く消費税が取れないのは理解できません。薬剤費も診療報酬も決められている中でも、8%以上の利益を上げろと言うことでしょうか?③に関しては、コメントは難しいですね!本当は、もっと高い薬剤費を減額するように製薬会社に指導するか国際基準に合わせた薬価に引き下げるなどの努力がその前に必要だと思います。診察料なんて微々たるもので当院でも売り上げの6割近くが薬剤費であることを考えると時々製薬会社のために働いているのではと悲しい気持ちになります。よく薬漬けや検査漬けなどと言われますが、診療報酬がそちらがメインになっているために、売り上げを増やしたり訴訟のリスクを減らすためには、必然的にそちらに比重を移さざるを得ません。薬剤費ではなく成人病予防や運動療法、医師の技術料の診療報酬を上げて欲しいと思っています。

投稿者: 武富整形外科

2016.10.26更新

今地方の医師不足に対して、厚生労働省が今まで離島や僻地に限っていた遠隔診療を、昨年8月に一般的に保険診療を認めると指針を出しました。これによってコンピューターやテレビ電話を用いて僻地でなくても直接診療できることになります。最近セミナーの案内も送られてくるようになりました。もちろん患者さまを直接触れることができないデメリットはありますが、動けなくて訪問診療を受けられない人や忙しくて出張が多い人などにもかかりつけで診療することができます。交通費や通院時間も短縮され、インターネットの力は改めて凄いと思います。これで治療を受けられない人の問題点が全て解決するとは思いませんが、高齢化や核家族化が進行している現在、より診療の機会を得やすくなるのではと思います。

 

投稿者: 武富整形外科

2016.10.24更新

朝晩がすっかり寒くなりましたが、日中は相変わらず暑いですね!自転車で走っているとキンモクセイの良い香りで秋を感じています。昨日、大阪歴史博物館に真田丸展を見に行きました。僕自身歴史、特に戦国時代は下克上などの裏切りと実力の社会でありながらも義理人情も厚かったりして、現代社会にも通ずる縮図を見ているようで、はまります。個人的には、豊臣秀吉のために全てを投げ出して忠義を尽くした石田三成が、大学生時代から一途に大好きです。(;^_^A今でこそ見直されていますが、昔は徳川方からの誹謗中傷のためあまり良い評価ではなく、資料を探すのに苦労した覚えがあります。これを語り始めると何日でも時間が経つので、今回は真田幸村の事だけにします。(ノ ̄□ ̄)ノ幸村も大きな戦を指揮したこともなく九度山に流されて14年の年月を経ても、一旦大坂城に入場すると烏合の衆の心をあれだけの短期間に掴み、あわよくば家康の首を取るところまで行ったことに驚きです。歴史は結果しか見ませんが、第2次世界大戦のように無謀な戦ではなく、きっちり勝算の可能性のある戦をしているところが幸村の卓越した手腕でしょう。最近の情報化社会により特に若者の安定志向が強いような気がします。電車に乗っても昔のように新聞や本を読む人が少なく、携帯でゲームをしている人が多いです。1回しかない人生ですし、もっともっとチェレンジしても良いのではと老婆心に思ってしまいます。40歳後半で亡くなった幸村よりは長生きしているので、あまりある人生まだまだ攻めていきたいと思っています。٩(`・ω・´)و

投稿者: 武富整形外科

2016.10.18更新

10月号の月刊保団連の特集は、深刻化する子供の貧困でした。新聞やテレビで時々報道を見聞きしていましたが、2012年の貧困率は16.3%でOECD加盟諸国34ヵ国中下から9番目だそうです。ワーキングプアー率と相関し沖縄では、40%と近くでびっくりしてしまいました。貧困では健康状態もかなり悪く、虫歯が多かったり、栄養が偏ったりして精神的にも病んでいることが多いそうです。ただでさえ少子化で今後日本社会を支えてもらわないといけない子供達が、厳しい現実の中にいるとは、恵まれた環境で育った自分には想像もしていませんでした。高齢化社会のため高齢者の福祉に焦点を当てられがちですが、今後を担っていく子供達にもっともっと焦点を当てていくしくみが必要ではないかと考えます。僕らの小さい頃は、もっと隣人達とのしきいが低くよくご飯を食べさせてもらったり、怒られたりしました。今から思えば制度といった型にはまった物ではなく、地域全体で高齢者や子供といった弱者を暖かく見守ってくれていた気がします。たぶん自分も含めてそうですが、日々の生活に追われ大人に精神的余裕がなくなってきているひずみが子供達に出てきているではないでしょうか?子供は、本当に純粋です。自分も何かしら力になれればと思います。

投稿者: 武富整形外科

2016.10.17更新

昨日京都まで慢性腰痛症の新しく適応を取ったサインバルタの講演会に参加してきました。もともとうつ病の薬なのですが、過剰に痛みを感じる脳への信号をブロックすることで、痛みを感じにくくなる作用があります。痛み止めの種類が増えることは、治療の選択が増えるので患者さまにも医療従事者にとっても福音ですが、突然薬を飲まなくなるとセロトニン症候群が起こる可能性があるので注意が必要です。症状としては、精神症状(いらいらするなど)、錐体外路症状手が震えるなど)、自律神経症状(汗をかくや下痢など)があります。トラムセット配合剤、トラマール、ワントラムなどでもたくさんの錠数を飲んでいると禁断症状が出ることもあると言われていますが、僕自身は経験したことはありません。最近は薬に頼ってばかりでなく、薬である程度動けるぐらいまで痛みを和らげてリハビリや日常生活動作をすることが大切だと思います。動くことによって筋肉や関節の硬さが取れて痛みが更に楽になります。相乗効果で薬も減らせるようになるので、やっぱり人間動くことが大事だと日常診療を行いながら日々思います。久しぶりの京都だったので、鞍馬まで足を伸ばして貴船神社経由でスーツを着ながらトレッキングをしてきました(;^_^Aさすがに勾配が強いため膝ががくがくになりました。紅葉にはまだまだでしたが、しっかり森林浴ができました。お金が貯まったら貴船の川床でご飯が食べたいです。o(^▽^)o

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2016.10.13更新

先週の日曜日、第15回日本リウマチ実地医会に参加して勉強してきました。三連休の真ん中にも関わらず多数の先生が参加されていました。たくさん学ぶことがあったのですが、特に共感を覚えたことにリウマチ患者さんの高齢化が多くなってきていると言うことでした。確かに僕のリウマチ患者さんの平均年齢は、70歳を超えていますし、発表の先生の施設でも薬が良くなり高齢化が進んでいるとのことでした。高齢化に伴い薬がうまく使えていない問題が生じていると講演されていました。代表的な薬であるリウマトレックス(メソトレキサート)は、1~2回/週に飲むのですが、毎日飲むと副作用がかなりの確率で出ます。昔研修医の先生が間違って毎日処方して亡くなられた事件もありました。他のリウマチの薬もいろんな飲み方や自分でする注射薬があったりし、認知症が出るとたちまちにして薬の服用が難しくなります。最近、都会では一人暮らしの人も多いので医療側としても早急に対策を考えないといけないと強く思いました。たぶん介護保険の制度だけでは、対応しきれないでしょう。少子化の問題もあり、政治家が10年後20年後を見据えて政策を決めてくれないと将来の日本社会は、かなり厳しい世の中になるのではと危惧しています。

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2016.10.06更新

もうワクチンが配布される時期になりました。今年も余すところあと3ヶ月、もうすく冬ですね。年々1年が短く感じられます。今年は特に開業して半年、毎日が戦場のようだったので、ほとんどクリニック近くのマンションに泊まって生活しています。歓楽街のため食べるところには困りませんが、安くで食べられるところは、ほっかほっかべんとうの「のり弁」です。これを更に50円の割引券を持って行くとあまり良い顔されないですが、めげずに買っています。(;^_^A開業後は、夜中に緊急で呼ばれることはなくなりましたが、日々いろんな問題が勃発して仕事が沸いてくる感じです。あまりにも疲れているせいか昨日患者さんに外来中にマッサージをしてもらいました。m(_ _)m家族にもほとんど会えず、お金もいれられず父なし後状態で誠に申し訳ないと思っています。また開業は全てにおいて一人で判断しないといけない恐怖心と戦っています。でも病院と違って専門以外のことでもお話しできるので僕は楽しいです。さて本題のインフルエンザワクチンですが、今回は4種の型のインフルエンザのカバーをするそうです。特にリウマチや糖尿病の方は、普通の方と比べて免疫力が落ちているので肺炎球菌ワクチンも含めお勧めします。当院でも予約(すいません、熊本の震災で工場があまり稼働していないため入荷量が少ないため)でワクチン接種を行う予定です。助成を受けられる方もおられるので接種をお勧めします。

投稿者: 武富整形外科

2016.10.04更新

先週末土曜日学会終了後、患者さんの息子様の信濃大町にある旅館に泊めて頂きました。アルプスに囲まれた自然豊かなところで空気も澄んでいました。町立山岳博物館では、昔の登山グッズが並べられており、佐々成政の「さらさら越え」は、かなりの危険を伴ったものであることが推測されました。今のような防寒具も非常食もなく極寒の険しい山の中でどのように暖を取ったのでしょう?通説では、富山から浜松まで片道ほぼ1ヶ月かかったそうです。付属の動物園では、はじめて白い雷鳥を見る機会を得られました。普通は冬場しか見られないそうです。また博物館展望から見る大町市内&アルプスの山々は絶景でした。その後葛温泉まで30分ほど車を走らせました。あまり知られていない?せいかお客さんは1人しかおられずほぼ貸し切り状態で入浴でした。お湯はかなり高温でしたが、アトピーにも効くと言うことで入浴して暖まっても全然皮膚のかゆみはなかったです。夕食は、海山の珍味が並んでおり食べきれませんでしたm(_ _)m。美味しい地元のお酒も頂き話に花が咲き、久しぶりに身も心も癒されました。天候は曇りのため残念ながら星空は見られませんでしたが、子供もこんな所で過ごすとテレビゲームなどに没頭することなくのびのびと過ごせると思いました。お土産に、松茸と同じ人工栽培もできない貴重な香茸を頂きました。帰って煮付けにすると香りが良く松茸のように歯ごたえもあり美味しかったです。本当に有り難うございました。

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2016.10.01更新

9/30に、「関節リウマチ治療における鎮痛薬の種類、使用率の推移」という演題で学会発表してきました。最近、ロキソニンやボルタレンなど痛み止めを長く使うと潰瘍だけでなく腎機能も悪くなることが言われています。実際僕の治療している患者様も(特に高齢の患者さま)、1年以上使い続けると約78%の人が腎機能が落ちていました。改めて注意する必要があると思いました。違った作用機序の異なる痛み止め、例えばセレコックスやカロナール、トラムセットやトラマールを使う方が良いことを再確認しました。

投稿者: 武富整形外科

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