米疾病対策センターは22日、米国人の2021年の平均寿命は76.4歳と、新型コロナウイルスの感染拡大や薬物の過剰摂取の増加などの影響により、20年より0.6年短くなったと発表しました。米メディアによると、米国人の平均寿命は1996年以来25年ぶりの短さとなったそうで、最先端の医療が行われている国で、信じ難い報告です。更に驚くべき事実は、致死性が高い合成オピオイド「フェンタニル」などの薬物の過剰摂取による死者数が増加し、21年には約10万6000人を超え、同16%増加したそうです。このデーターを踏まえると、日本の国民皆保険・制度の有難みと日本の医師が安易に麻薬を処方しない姿勢が、平均寿命を伸ばしていると思います。医療の効率化も追求しているようで結果が伴っていない事実も認識すべきです。もちろん平均寿命より健康寿命を伸ばす方が大切ですが、最近はロボットなどの最先端の医療に焦点が当てられ過ぎて、本来あるべき人間の尊厳などに焦点が当てられた治療がなおざりにされていると感じるのは僕だけでしょうか・・病院や施設に収容されたが最後、コロナ禍という錦の旗のもと、長期に会えない家族や患者さんの状況に胸が痛みます。

12月上旬は暖かかったのに、急激に温度が下がり、体に堪えます。年を取る度に、やっぱり四季折々で、だんだん温度変化に体がついていくようにして欲しいです。日本海側では、大雪に見舞われ、33kmも立ち往生、ドライバーの方々は、燃料が少なくなる中でどのように過ごされているのかと心配になります。今朝久しぶりに自転車で、神戸海星病院まで明日手術予定の患者さんのお顔を拝見に行きました。耳がちぎれるかと思うぐらい寒かったです。でも暖房手段がある自分たちはまだ幸せです。インフラが破壊されているウクライナでは、もっと厳しい生活を強いられていると思います。自分の欲望のために、非人道的な行為を続けるのはもう勘弁して欲しいです。これまで費やしてきた戦費を、人道的な支援に回すだけで、全く逆の結果が得られたに違いありません。中村哲氏の名言「戦争で国が良くなることはない」「どの場所、どの時代でも、一番大切なのは命です」「信頼関係があること、これが武器よりも一番大切なこと」が心に響きます。

昨日、知床での沈没船についての運輸安全委員会からの経過報告が発表されました。僕が驚いたのは、恐らく平時だと大した事でないと済まされるような問題点が、1つの事をきっかけにこれほどの大惨事になるということです。まず船首の荷物の出し入れのためのハッチが閉まらない状況になっていた。そこから大量の海水が流入し前方に傾き、更に波によりハッチがもげて操縦前方のガラスに当たり割れて、さらなる海水流入、かつ船底の隔壁が壊れていたため、急速に船底全体に浸水しあっという間に沈没に至った。あとから考えれば、もちろん出航取りやめ、折り返し地点での避難、緊急時の連絡方法など取るべき手段がたくさんあったと思われます。ただ船底との荷物の出し入れの扉が、経年劣化で締まりにくくなっている事など日常生活でもありえそうな一見ささいな不具合が、次々と不幸の連鎖反応によりこれだけの大惨事になるという事、あらためて危機管理の重要性を警告を発しています。医療の現場でもしかりです。問題には大小がなく、早急に対応する、不具合は放置しない、徹底的に追求するなど多くの教訓を、この事件は与えているのではないでしょうか！

最近ネットを見ていると、世の中、余裕がなくなったせいでしょうか、ありとあらゆる現場で多くのバッシングが散見されます。僕は、自分自身が不完全なので批判されるに足る人物だと思いますが、何が未熟で、何ができていないからと具体的に指摘して欲しいです。本田圭佑氏も言っていましたが、本気でその人の事を考えるなら改善点を指摘するべきだと思います。結果だけを批判することはたやすく、お互い得るものがなく不愉快な思いになるだけです。戦争やインフレ、経済的格差など暗い話題が満載です。そんな時こそ明るいニュースが聞きたいです。最近若い人達がニュース等の欲しい情報をSNSから選択して得ているという事もわかる気がします。来年こそ明るい兆しが見えればいいですね！

おばさんが入退院を繰り返してから、行政の対応に憤りを感じています。まず郵便の転居届け、本人の意志、身分確認が必要のため代理人では手続きできず。保険証も後期高齢者の限度額証も、住所が大事なので転送できず、どうしてもだと謄本を上げてこいと言われました。緊急入院でコロナで面会も不可能と言っても聞く耳持たず。そしてとどのつまりが、宅配荷物不在票と保険証を持って郵便局本局に行くと、委任状がないと渡せないと！(#｀Д´)ﾉ眼の前の荷物を受け取ることができませんでした。「委任状がないとただ差出人に保管期間を過ぎて返送するのみです。チルドで期間も限られていても郵便局には関係ないですと」ふと窓口の横の張り紙を見ると委任状がない場合は、転送だと可能と！対応の人は、何も教えてくれず、怒り心頭です。転送先も住所を記載するだけで誰が受け取るかもわからないのに！意味不明？個人情報を守っているふりをして、責任逃れの対応としか思えません。クローズアップ現代でも後見人を裁判所からつけるように言われたが、その後見人が来宅もせず、お菓子一つ買うのにも、理由を記載しないとお金が使えないぐらい縛りながら、いくら報酬が払われているかも分からず、解雇も法律で禁止されているというびっくりする事実が放映されていました。国連からも人権問題として指摘されているそうです。入国管理局での外人の扱いなど、法務省には問題が多すぎます。これから高齢者の独居がどんどん増えていく日本で、不合理な対応で苦労する人が多くなると思えました。

すいません、大腿骨頸部骨折術後おばさんの退院で奔走し記載が止まっていました。クロアチア戦、最後のPK後のシーンは、言葉では表現できないぐらい、やるせない思いでした。120分間、身心とも限界状態まで頑張っていたからこそ、ベスト16までいかせてあげたかったです。特に吉田麻也選手の涙は、彼の思いがいっぱい詰まってそうで、思わずもらい泣きしてしまいました。年齢も考えると今回が最後の人もいると思います。無念さ、察してもあまりありますね！諦めない気持ち、自信が持てるぐらい努力をする、誹謗中傷にも負けず自分を信じるなど多くのメッセージを頂けました。何と言っても日本中に勇気と希望を与えてくれて、本当に有難うございました。4年後を見据えると、やっぱりベスト16に出るチームは、レベルが一段も二段も違います。戦略も大切ですが、個々のレベルアップも必要と思えました。、更にパワーアップして今回果たせなかった夢を見せて下さい！！

昨日、患者さんが講師を勤めてくれる英会話教室、院内で開催しました。毎週月曜日スタッフ向けに開いてくれます。場所柄、外人の患者さんも多くて、英語だけでなく中国語や韓国語、ベトナム語など話す機会が多いです。ただ悲しいかな英語がやっとなので、翻訳ソフトを使って病状説明をしています。初日から9名参加！満員御礼、自己紹介をメインにしましたが、ちぐはぐも多く笑いが絶えない1時間半でした。外人の名前って覚えるのが難しく、未だにファーストネームとラストネームが混んがったりします。きっと皆さんが受診される頃には、ハローと声かけられると思います（笑）その後、僅かな仮眠を取って、日本クロアチア戦を最後まで見てしまいました。これについては思いがたくさん詰まっているので、明日に回します。

いや～感激しました。自然に涙が溢れました。水曜日から体調絶不良の中、またまたワールドカップ見てしまいました。最近ABEMAと言うアプリを入れたので、スマホで布団にくるまって見れます。負けることが予想されていたので、目が覚めたら見ようと決めてましたが、なんと2：45に目がパッチリ、眠剤を服用し無理やり眠ろうとするのに今度は、4時半に目がパッチリ、スマホに手を伸ばすともう止められません。前半終了間際で、1-0で負け、殆どスペインペースでボールが回っていました。後半コスタリカのボコボコの悲劇が思い起こされ、心を落ち着けるため眠剤を服用、でも後半が始まると、打って変わったように日本チームが躍動し、頭の中は、アドレナリンで満たされ、2点が入ると隣に寝ている子供を叩き起こし、リビングへ、試合が早く終われ～と訳の分からない念力？を画面に送りながら(;^_^A祈っていました。子供は、早朝から冷凍餃子を焼いて、Σ(Дﾟ;/)/スタミナをつけて応援していました。これだけ世界中から誹謗中傷を浴びて、死のグループで1次リーグ敗退必然と言われながら、目的完遂、最後の2点目なんか気力の塊です。不可能などないと勇気と希望を与えてくれた日本代表に、感謝です！この気持を医療にも活かしたいですね！