縮みゆく日本社会
2020.06.22更新
昨日は、久しぶりに時間が取れたので読書と溜めていた録画を見ていました。2018年のNHKスペシャルで放映されていた「縮みゆく日本社会」は衝撃的でした。2050年の日本の人口の年齢分布図は、およそ4割が65歳以上、いわゆる西洋の棺桶型の人口構成になります。また人口も1億人から8000万人台に激減します。特に地方への影響は大きく、すでに岡山の美作市では、介護施設が人材不足で経営ができず、高齢者が介護する老老介護に委ねている状況でした。シルバー人材センターにも人材不足で問い合わせはあるもののいわゆる3K(汚い、きつい、危険)な仕事しか回ってこず、責任者の方もなかなか求人に応えられないと嘆いておられました。外国人の技能実習生も他国の受け入れ条件が日本と異なり、現地の語学力が必要なく、何年でも勤められ、職種変更も可能、経費も安いなどで敬遠される状況になっているようです。コロナのような状況下では、更に受け入れが厳しくなると思われます。介護などの分野ではいくらAIが発達しても、取って代わることは厳しいでしょうね!人口分布が、正比例で減少してくればサイズダウンの街づくりも検討できますが、高齢者が著しく多い状況では、介護難民など続出しそうな気がします。それも遠くない未来に!安倍首相が、IT戦略本部を立ち上げ「5年以内に世界最先端のIT国家になる」と宣言したのは2001年、今更ながらですが、20年ぐらい経過していますが、オンライン申請も皆様の推して知るべし状況です。国債発行額も2015年に既にGDP200%を遥かに超えて状況なので、今回のさらなる発行で想像もつかないぐらいになりそうな気がします。今日にでも対策を立てて遂行しないと厳しい状況であることを、国民一人ひとりが認識しないといけない危機的状況にあるのではと強く思いました。
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