武富整形外科ブログ

2022.11.25更新

今年も来週でついに12月、振り返れば、毎日毎日公私に渡ってハプニングの連続で、目の前のことをこなすのに精一杯でした。老いたせいでしょうか、根気もなくなり、帰宅すると本当にぐったりで、夕食を食べて寝るだけの生活です。週末も普段できない仕事をクリニックでして、1日が終わり、仕事と私生活の境界がなくなってきています。思い存分、本を並べて好きな本を読み、寝たい時に寝て、美味しいものを食べて、温泉に入れたら幸せだなと妄想を描いています。来年というか人生の集大成に向けて、やりたいことがあります。一つは、人間の無限の可能性を信じ、患者さんが望むような自立生活ができるようにリハビリを徹底的にしたいこと、そしてそこの施設には、保護した動物たちを引き取って、患者さんのみならず、携わる人間も動物も癒やしの場を提供したい。あとリウマチで通院が難しくなった患者さんの所にも訪問ができれば、少しは役に立てるかな・・・子供達にも自分自身で考えて人生を切り開いていくサバイバルのような教室も開けたら最高だと思います。年齢を考えると夢が多すぎますが(笑)最初の1歩を踏み出せるような来年が過ごせることを夢見て!!

投稿者: 武富整形外科

2022.11.24更新

いつも10時前には寝ているのに(;^_^A、昨夜は9時半から布団にくるまってテレビにかじりついていました。前半は、さすがドイツという勢いで、怒涛のように攻められていましたが、後半は打って変わって、日本が押し込んで、結果は皆様もご存知の通りです。アドレナリンが脳からドクドク吹き出して、一人ではしゃぎ、長いアディショナルタイムでは、ひたすら終われ終われと祈っていました。技術もさることながら、明らかに選手一人ひとりの気持ちがドイツを上回っていました。長いようで短い4年間、コンディションを最高の状態にして試合に臨むことは、口では言い表せないぐらい大変だったと思います。特に最後のゴールした浅野選手は、前回大会では選出されず、悔しさをバネに、ゴールは努力の賜物でしょう。森保監督も試合前、選手選抜や試合結果について散々酷評されていました。ワールドカップに国を背負って指揮を取る重圧は、僕たち凡人には想像もできない世界です。批判することはたやすく、行うことは難し、前評判を覆し、ベスト8にまっしぐらに進んで欲しいです。しばらくは不眠が続きそうです( ̄Д ̄;;

投稿者: 武富整形外科

2022.11.22更新

11月20日神戸マラソンの救護班で参加してきました。天気予報では、雨でしたが、幸いレースが始まる頃に雨が上がり、曇だったのでランナーにとっては走りやすい環境だったのではないでしょうか!参加人数の多さと参加者の年齢の幅が広いのにはびっくりしました。還暦祝いや20歳の誕生日3回目など標識?をつけたランナーも意外早くて驚きです。また人数が多くラッシュのようでしたが、皆さん気をつけて走っておられたようで、僕の班に負傷人はゼロでした。マスクをかぶり全身マツコ・デラックスの方や、馬にまたがって走っていたり、マイケル・ジャクソン風に踊りながら走っている方もいてお祭りのようで楽しめました。プリキュアの衣装のランナーは、第2先頭集団で速さにびっくりΣ(Д゚;/)/でもスポーツは、一体感や情熱を与えてくれ清々しい思いにさせてくれますね!参加したいと思いましたが、やっぱり42.195kmは、老体にはきつい(T△T)神戸マラソン

投稿者: 武富整形外科

2022.11.11更新

読売オンラインで身につまされる記事を見つけました。もともとスポーツも行い体調にも心がけた食事をしていたにも関わらず、もやもや病があったせいか、2019年脳梗塞、失語症で日常生活もままならず、現在すべての職を失い、経済的な不安を抱え、介護が必要な母親との二人暮らしで頼る人もいない。まさしく明日の自分にもあり得ることです。 日本は世界と比べると、家族以外に頼れる人が少ないそうです。頼れる人国際比較

今回の自分の脳梗塞後のおばさんのこと、自分が診ている患者さんのことを考えると、超高齢化社会を迎える日本でなんとかしないといけない課題です。最後の言葉が辛すぎます。「元気にスポーツクラブに通っていたのが、今では夢のようです。今は自炊ができないため体調を考えた食事もできず、運動もしておらず、長くは生きていけないだろうと思います。いつ起きるかわからない死への恐怖が強くあります。ですが、長く生きてしまったら確実に金銭的に立ちゆかなくなる。生きるのも怖いんです」

 

投稿者: 武富整形外科

2022.11.01更新

最近靴下を履く時に、バランスを崩すことがあり、この記事に釘付けになりました。年齢とともに有酸素運動能力や筋力、柔軟性は低下していくそうですが、バランス能力だけは60歳まで保たれその後急速に低下するそうです。

 ブラジルで行われた研究で、51~75歳の男女のうち、安定した歩行が可能な1702人について、体形に関する情報(身長・体重や、皮下脂肪厚、腹囲など)や健康状態(病歴や処方薬の使用など)に関する情報と、10秒間片脚立ちの可・不可に関するデータ解析後、2020年12月半ばまでの死亡の有無をチェックされた研究です。以下抜粋します。

10秒間片脚立ちができなかったのは、全体の約2割に当たる348人でした。できなかった人たち(不可能群)は、できた人たち(可能群)に比べて高齢で、71歳から75歳の集団では半数以上が失敗していました。また、失敗した人は、成功した人に比べ健康状態が不良で、冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)や糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満などの患者の割合が高くなっていました。

可能群の死亡は4.6%(1354人中62人)、不可能群の死亡は17.5%(348人中61人)で、両群の死亡リスクの差は有意でした。

死亡リスクに影響を及ぼす、年齢、性別、BMI(体格指数)、併存疾患(冠動脈疾患、高血圧、脂質異常症、糖尿病)を考慮して分析したところ、可能群と比較した不可能群の総死亡リスクは1.84倍でした。\(;゚∇゚)/

 健康状態を評価する簡便なツールの一つですね!改めてバランスの大切さを感じました!皆様も是非やってみて下さい。

https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM058TR0V01C22A0000000/

投稿者: 武富整形外科

2022.10.29更新

タケモン新聞11月号1タケモン新聞11月号2

投稿者: 武富整形外科

2022.10.20更新

Nikkeiで面白い記事を見つけました。中年期に握力が低かった人ほど、その後認知機能に問題が生じるリスクが高いことが、英国の中高年男女約20万人を対象とした研究で明らかになりました。筋力を測るスケールで最も簡単なのは、握力計だと思います。以下記事を抜粋します。握力が低いことは、認知症の発症と有意に関係していました。握力が5kg低下するごとに、認知症の発症リスクは男性で1.16倍、女性では1.14倍に増加していました。アルツハイマー病のリスクは1.11倍と1.13倍、血管性認知症のリスクは1.23倍と1.20倍になりました。また記憶と知能という2種類の認知機能について評価する検査のスコアも、握力が5kg低下するごとに有意な低下を示しました。実際外来で患者さんを診ていて、運動されている方は、成人病も少なく元気で明るいです。自転車で通勤していますが、ついつい天気や仕事がしんどいと電車通勤を選択しがちです。健康寿命を伸ばすためにも運動しなくてはと改めて思いました。

投稿者: 武富整形外科

2022.10.18更新

今日のYahooニュースに上がっていました。今、脳梗塞で退院後援助している大阪の93歳のおばさんがいます。もともと独居のためほぼ自立していた事、早急に治療したためほとんど麻痺がなく帰宅ができましたが、想像以上に大変です。一人暮らしの環境を整えることも大変なのですが、家の中の物が多すぎて身動き取れない状況にあります。衣類や物品にとどまらず、粗品でもらった品々、紙袋、緩衝材など不必要と思われるものまでぎっしり詰まっており、歩行器など家の中で使用することすら不可能です。バリアフリーどころか障害物競走のように体を傾け、足上げが必要です。先日も鍋もあまりに多く、台所から崩れそうになっているため処分を勧めたところ、使用するのでそのままにして欲しいと言われました。とりあえず、退院後1ヶ月ぐらいは現状のままでと考えていますが、生活空間を作るためには、心を鬼にして断捨離をするしかありません。おばあさんの家も、そのおばさんのお姉さんの家も片付け処分を手伝いましたが、自分がやっていても、人の振り見て我が振り直せとはならないものなのですね!デヴィ夫人の発言の中で「人は思ったようには死ねない。そこに人生の悲哀を感じますが、だからこそ終活すること、備えておくことが大切です。あとに残された人が困ったり迷ったりしないようにしておくことは礼儀でもあるし、生きてきたことへの責任でもありますから。」のフレーズのもと終活をされていることに感銘を受けました。自分も多くの人の支えで現在に至ります。せめて死後には迷惑をかけることなく、準備しておきたいです。

投稿者: 武富整形外科

2022.10.17更新

「失敗の本質」と言う日本軍がなぜ負けるべき戦争に負けたのかを研究した名著があります。その名著が、いかにして発刊まで至ったのか、日本の組織には相変わらず何が足りないのかと言う事が、上記の本の中で述べられています。今の政治、日本の会社を見ていると、第2次世界大戦後も、引き続き変わらず硬直した組織が存在します。戦争は、ある意味有事であり、その時こそ今まで抱えていた問題が、一気に露呈します。コロナ、ウクライナ戦争、歴史的な円安、先の見えないインフレ、まさしく今、日本は有事そのものです。この本から学べたのは、現状を沈着冷静に把握し、目的をしっかり見据え、今後どのようなことが想定され、どう行動すべきかを決定することの大切さです。日本軍は、現状把握もできず、最終的にどのように終戦を迎えるかも決めておらず、ズルズルと国民や国富を犠牲にしてきました。現在のロシアもしかりです。この方針は、人生にも当てはまることですね!

投稿者: 武富整形外科

2022.10.15更新

yahooニュースで、女優の奥山佳恵さんのダウン症の育児によって、気付かされたことについてインタビューで答えていらっしゃいました。この前のパラリンピックを見ても思ったのですが、障害者→障がい者に少なくとも記載は訂正すべきですし、身長や体重にもばらつきがあるように一つの体の特徴だと思います。整形外科医になって30年以上になり、人間の可能性って無限だと強く思うようになりました。もちろん人それぞれできることも種々様々で、それは能力の一つであり、障がいとして一括りにして均一の評価をするのは間違っています。世の中が、もっともっと多様性を受け入れる素地が必要です。奥山さんが、お話になっていたように、自分ごとになれば、学ぶことも多いのに、一方的な意見で悲観的な情報が多すぎます。1回しかない人生だからこそ前向きに楽しく生きたいですね!https://news.yahoo.co.jp/articles/854e3613f3f422b51947ef241987bbc5168f7f52?page=1

投稿者: 武富整形外科

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