骨粗鬆症
2016.06.29更新
相変わらず今日も雨ですね!骨粗鬆症のお話を聞いたので、自分の知識を少しだけ書いてみます。間違っていたらごめんなさい。骨量は、大体20歳ぐらいまでに作られ後は緩やかに減っていくそうです。だから若い間にしっかりとカルシウムを含む食事を取って、日に当たり、運動して骨の強度を上げておかないといけません。骨密度も大事ですが、最近は骨質も大事と言われています。いくら骨密度が高くてもチョークのような柔軟性のない骨では、少しの力が加わるだけで折れてしまいます。しかしながら骨質を測定するのは難しいのですが・・・現在の骨粗鬆症薬の主流は、骨を破壊するのを抑制するものと骨を作る方が有意なものの2種類があります。前者が、週1回や月1回朝起きた時に飲む薬です。最近は、月1回の点滴や半年ごとの注射もあります。後者は、毎週か毎日の注射で値段が高く生涯の内1年半から2年間しか使えません。昔と比べて骨粗鬆症の薬もいろんな中から選択できるようになりました。高齢者の骨折は寝たきりにつながりやすいので骨粗鬆症を甘く見てはいけません。特に80歳以上の大腿骨近位部骨折後の2年生存率は50%です。びっくりされたのでは・・・でも何よりも骨折は痛いです。折れないようにしっかり予防していきましょう!
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正岡子規は、27歳ぐらいから結核に冒されながら、野球をしたり人生を楽しんでいたのですね!「病床六尺」僕の大好きな書物ですが、脊椎カリエスで疼痛、おそらく下肢麻痺をきたしほぼ動けない中にありながらあれだけの作品を残す前向きな姿勢には頭が下がります。医師という仕事について思うのは、健康ほど有り難いものはないと言うことです。得てして幸せの評価としてお金とか家や車など所有物が上がることが多いですが、あたりまえほど幸せなものはないと思います。たぶん失ってみて初めて有り難みが分かるのではないでしょうか・・・病気は、なろうと思ってなる人はいません。受け入れには、時間がかかるかもしれませんが、ある程度友人と思って付き合いながら人生を楽しむ方が良いと思います。だってたった1回しかない人生です。これだけは、金持ちであろうがなかろうがみんな平等に与えられています。くよくよ悩んでいるとか、文句を言っても変わるわけはなく、そんな時間よりもっともっとできることから楽しんでいきませんか?と言いながらも仕事中毒になっていますが(;^_^A





