最近、社会全体が歪んできていないでしょうか!僕達が小さい頃に親から教えられてきた価値観、道徳、他人に対しての思いやりなど、当たり前だったことが消滅してきています。その中で本日日経で同じように思われるコラムを見つけたので転記します。
工学や社会学の分野でいわれる「逸脱の常態化」という問題だ。この言葉は1986年のスペースシャトル「チャレンジャー」爆発事故を受け、米航空宇宙局(NASA)に原因の究明を依頼された米社会学者のダイアン・ボーン教授が生み出した。
少しずつ変質していく怖さ
関係者は当初、事故原因は技術面の単発的ミスと考えた。だがボーン氏は、そうではないとし、NASAの技術者たちが歳月を重ねるうちに安全手順から少し逸脱しても問題視しなくなったことが原因だと指摘した。
例えば事故の直接的原因となったゴム製のリングに少し隙間があったとしても、それまで何の問題も生じなかったとして見て見ぬふりをし、それに徐々に慣れてしまい、誰に知られることもなく手順が軽視されるようになったという理論だった。
技術者たちの「正常」が少しずつ変質していったということだ。ボーン氏は「逸脱の社会的な常態化とは、組織内の人々が逸脱した行動に慣れきってしまうがために逸脱を逸脱と考えなくなる現象である」と論じた。
また、国際学術誌「ジャーナル・オブ・セーフティー・リサーチ」は2023年の記事で「損失や被害が認識されないと、逸脱した慣行は許容されていくようになる」として、これには徐々に刺激に慣れることで感度が鈍くなる「脱感作の過程」が関与していると指摘した。つまり、誰もリスクが増大していることを認識しないまま、ある日突然、大惨事発生という事態に至るというわけだ。
近い将来暴発するのではと恐れているのは僕だけでしょうか・・・・











