武富整形外科ブログ

2016.09.20更新

三連休は、ゆっくりされたでしょうか?僕の方は、日曜日は、久しぶりに母親の面会に行っていました。パーキンソンになって既に13年が経過し、病気がかなり進行、食事以外はほぼ全面介助の状態です。自分の身体が意志に反して動けないのは、端から見ていてもかなり辛そうで、83歳を超えた父親が、次々と出される要望に文句も言わず、甲斐甲斐しく介護している姿には、頭が下がる思いです。若い頃は、家のことは全くと言うほどしなかった父親ですが、今では自炊、掃除、洗濯も自分でしています。年齢に関係なく環境が変われば、できるものだと改めて思います。自分の両親でありますが、夫婦の絆を感じました。しかしながら先日ニュースで、独身で交際相手の居ない割合が男女とも過去最高と出ていました。昨年6月の国立社会保障・人口問題研究所の調査では、18~34歳の独身の男女5276人の回答によると交際相手が居ない割合は、男性が69.8%女性が59.1%と過去最高だったそうです。半数を大きく超える数字にびっくりしました。町中に出ると結構カップルが多く、日本って平和だなと感じることが多かったからです。逆の見方をすると交際相手がいない人は、あまり町を出歩かないのかもしれませんね!また結婚を妨げる理由について最も多かったのは、男女ともに「結婚資金」(男性43.3%、女性41.9%)だったそうです。僕自身は、結婚の妨げは、どちらかというと出会う機会かもしれないと思っていました。確かにLINEやfacebookがあるため出会いは、意外とあるのかもしれません。クリニックを開業して経済的苦しい状態に身を置くと、愛も大事ですがお金も大事であると痛切に思います。\(;゚∇゚)/その中でASAHI Medicalから面白い特集を見つけました。「寂しいと心臓病になるか?」徳島赤十字病院循環器内科部長大谷龍治先生の記事から引用させてもらうと、日本人男女9万4062人の婚姻状態と予後を10年間にわたって追跡した研究では、結婚歴のない男性では、既婚男性に比べて冠動脈疾患の死亡率が約3.05倍高く、女性では既婚女性より総死亡率は1.5倍と高かったものの冠動脈疾患による死亡率は変わらなかったそうです。ところが最近の欧米の報告では、女性の優位性は認めておらずやはり未婚の方が10%ぐらい高かったそうです。また離婚経験者についても報告があり、急性心筋梗塞のリスクは、女性の離婚歴1回で24%、2回以上で77%で、再婚による改善は認められないそうです。一方男性で2回以上では30%であったものの1回目や再婚でリスク増加を認めなかったそうです。結論では、男女とも独り身よりは結婚して円満に解決することが心血管には優しいのではと締めくくられていました。全くの一人で生きていくのは寂しい気がします。雨降って地固まるではないですが、老若男女仲良く生活していくのが長生きの秘訣と言えそうですね!

 

 

 

投稿者: 武富整形外科

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