武富整形外科ブログ

2022.10.20更新

Nikkeiで面白い記事を見つけました。中年期に握力が低かった人ほど、その後認知機能に問題が生じるリスクが高いことが、英国の中高年男女約20万人を対象とした研究で明らかになりました。筋力を測るスケールで最も簡単なのは、握力計だと思います。以下記事を抜粋します。握力が低いことは、認知症の発症と有意に関係していました。握力が5kg低下するごとに、認知症の発症リスクは男性で1.16倍、女性では1.14倍に増加していました。アルツハイマー病のリスクは1.11倍と1.13倍、血管性認知症のリスクは1.23倍と1.20倍になりました。また記憶と知能という2種類の認知機能について評価する検査のスコアも、握力が5kg低下するごとに有意な低下を示しました。実際外来で患者さんを診ていて、運動されている方は、成人病も少なく元気で明るいです。自転車で通勤していますが、ついつい天気や仕事がしんどいと電車通勤を選択しがちです。健康寿命を伸ばすためにも運動しなくてはと改めて思いました。

投稿者: 武富整形外科

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