問題解決の本質とは？

2023.06.15更新

日経ビジネスを読んで、人生について考えさせられることが多いのですが、自分の価値について再認識させられるコラムがありました。年功序列とのところもありますが、人によって給与が違います。という事は、給与は自分の価値についての対価とも考えられます。元プロ野球選手だった高森さんが、一代で上場企業にまでなった創業者と話されて、支払われている報酬とは、時間や労働に対して支払われているのではなく、その人のもたらした価値に対して支払われていることに気がついたそうです。例え話がわかりやすく、山頂では、同じミネラルウォーターでも地上の３倍の値段がする。山頂まで水を運ぶ過程でかかった運搬費用や労力が価格に乗っていることは間違いないが、山頂で飲む水が解決する問題（喉の渇きなど）の量が街の中の3倍ある、つまりお金を稼ぐのは、労働時間ではなく、問題解決をした対価である。世の中には、瞬時に何億も稼がれる方がいます。稼げない自分は、不条理を感じることもありますが、それだけの価値を人は感じているので、対価が支払われているのです。価格は、解決策ではなく問題の大きさに比例して大きくなる。喉の渇きという問題が大きくなるにつれて同じ水でも、砂漠の真ん中に行けば、価格は跳ね上がる。目の前で起こっているこの問題は、何がどうなって“引き起こされた”のか。そして、価値の高い問題を発見するには、実際に起きている問題に着目するのではなく、その元となっている問題の本質に気づけるかどうかにかかっている。問題解決とは、優れた解決策を出すことではない。本当の問題に気づく能力のことである。まだまだ未熟な自分に気付かされます。https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00461/052600082/

投稿者: 武富整形外科

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