武富整形外科ブログ

2021.08.17更新

アフガニスタンは、僕の父親がODAで派遣されていたため3歳の時にいた思い出深い土地です。僕たち家族がいた頃は、貧しいが平和でフレンドリーな国でした。ソ連が侵攻してから、状況が一変、アメリカがタリバンに武器を供給し、内戦状態が続き、ソ連が退散してから、今度はアメリカの9.11同時多発テロが起こり、アメリカがタリバンを駆逐するため駐屯し、オサマ・ビンラディンが殺され、20年という月日が経過し、昨日ガニ大統領が国外脱出しアフガン政府が、瓦解しました。30万人も軍人を抱えていたにもかかわらず、6万人と言われるタリバンの占領地域が、急速に拡大するため、アフガニスタン政府が根底から腐敗しているかタリバンが民衆から支持を受けているかどちらしかないと思います。報道からでは、前者が要因かもしれませんが、真実は異なるかもしれません。バイデン大統領に批判が出ているようですが、僕も一国のトップなら、自国民を犠牲にしてまで他国の民主化を進めるかと言われると?です。今回の事から学ばなければいけないのは、ベトナム戦争もしかりですが、いくら高度武器を使用しても、扱うのは人間なので、最終的には人間の意志ほど強いものはないということ、また自分たちの価値観で押し付けた民主主義は根付かないことです。「郷に入れば郷に従え」のように、地域住民の協力を得て中村哲先生が作った灌漑用水路の方が、ずっとずっとアフガニスタンの人々の民主主義を推し進められたのではと思えてしまいます。中村哲先生が存命なら今回の1件の出来事を、どのように考えられるかお聞きしたかったです。

投稿者: 武富整形外科

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