武富整形外科ブログ

2019.10.28更新

昨日、東京までリウマチの研修会に参加してきました。リウマチの治療もガイドラインがある程度固定されていて、正直あまり目新しいことはなかったです。懇親会でいろんな先生とお話して今後の日本の大学事情、医療情勢が厳しいこともお話に上がってきました。国立大学も毎年予算が1%削減され、これは毎年1つの大学の予算がなくなっているのと同じことだそうです。大学同士の合併もこれから進めていかないと、大学は生き残っていくのは厳しい状況です。特に地方大学は、よほどのオリジナリティがないと生き残っていくのは厳しいと思います。最近の日本のノーベル賞受賞者が口を酸っぱくして言っているのは、科研費などの基礎研究予算が、今までは政府が担っていました。それが削減されるということは、日本の基礎研究費の根幹がなくなってくるということです。対してアメリカは、企業が大学に寄付して予算を得るシステムです。企業が出すとどうしても短期で業績を上げる商業ベースになるのですが、アメリカの凄いところは、国防省などで不採算で長い目で見ないと業績が上がらない研究予算も計上されているところです。日本だけが基礎研究費が下がってきています。デービッド・アトキンソンが、著書「国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか」日本の中小企業の問題点をついていました。これは医療にも言えることでこれからの日本、人口が減っていく中で、同じような規模の病院や診療所が乱立してやっていけるでしょうか?すべての病院にMRIやCTや高度医療機器が必要でしょうか?日々診療の中で他院で行われた検査で明らかに過剰検査と思われるものも少なくありません。人口減で生産性を上げろと言われても現状で生産性が上がっていると言えるのでしょうか?医師が毎年1万人生まれていく中で、集約や効率の良い医療が行われるかどうかかなり疑問に思っています。

投稿者: 武富整形外科

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