最近世界中で社会が分断され、自己中心的な過激な主張が受け入れられる傾向にあると思いませんか?先週の日曜日に、報道バンキシャという番組で、慶応大学医学部で、データーサイエティストの宮田教授のお話を聞いてなるほどと思いました。自分なりに理解したところでは、大きく原因は2つあると思います。
まず1つ目は、普段使っていて思われると思いますが、自分がよく閲覧するものが自動的に検索上位に上がってきます。つまり居心地の良い情報ばかりが誘導される結果になり、聞いたことも見たこともないことや嫌いなことは、目に触れにくくなります。だから多様性の意見を聞く機会が自動的に失われています。
2つ目は、ソーシャルメディアは過激な主張や表現ほどツイートされやすいので、どうしてもそちらの方の投稿が多くなります。アメリカのトランプなど典型的だと思います。常に敵を作り、悪役を倒すヒーローとして正義を醸し出す。日本でも水戸黄門とか遠山の金さんなどありましたが、可愛いものです。
これが、世界が分断化の方向へ、そして弱肉強食の世界になってきているのだと思いました。物事の本質を見失うと怖い世界になりそうです。