2024.02.06更新
当院でも高齢者の方が通院が厳しくなり、その方に向けて訪問看護を立ち上げつつあります。今回の改定で訪問介護の基本報酬引き下げになりそうです。在宅は、高額のサービス高齢者住宅のような施設や大規模事業者だけができる訪問だけしか生き残ることは厳しいと思います。以前のブログでも書きましたが、離職率が高いのは低収入、低報酬、責任重大、長時間拘束によるものとしか考えられません。24時間拘束されるケアマネジャーも神戸市中央区ですら探すのが難しい状況になってきています。熱い想いで仕事に就いても、厳しい待遇では身も心も擦り切れてしまいます。2045年に高齢化がピークになると言われています。あとほぼ20年後です。事業が軌道に乗るまでに10年近くかかると僕は思っています。現状の縮小し行き着く先は、介護保険でなく自費介護しか選択なくなると思います。医療も歯科医療のように混合診療になる可能性大です。
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2024.02.05更新
土曜日に、何十年ぶりか友人と昼食を一緒にしました。近所で住んで、開業もしているのですが、年賀状をきっかけに誘いました。恐らく写真ではふたりとも老化しているのでしょうが、気持ち的には昔と変わらないです。お互いゴルフもせず、たまの休みは買い物で、長期の旅行も行っていないです。お互い、典型的な開業医のライフスタイルから外れています（笑）僕の近所で、無農薬野菜のレストランで気になっていたので、昼食を頂いたのですが、大皿に山盛りの野菜が出てきてびっくりしました。ドレッシングもいろいろ、飲み物も健康に良さそうなものがたくさんおいてありましたが、悲しいかな量があまり食べられないのと、野菜も新鮮で美味しいのですが、もう少し量を減らして、味付けもドレッシングだけでなく、調理した物があれば良いと思いました。久しぶりに健康的な食事を頂きました。年賀状のやり取りも減らしていますが、こういうきっかけも無くなっていく一抹の寂しさはありますね！
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2024.02.03更新
日経新聞に上記タイトルで日本企業も対応が迫られると記事なっていました。7年前に買った700万円もする超音波の機械も、メーカーから部品がないため修理不能、新品のみ対応可能と連絡がありました。今の日本では、「もったいない」が死語になっています。僕の祖父母は、戦争を経験したため、常に物は大切に、お米も一粒も残さず食べるようにと口が酸っぱくなるなるぐらい聞かされて育ちました。今は安価な物が増え、修理するより新品を買った方が安くつく場合が多くなりました。でもこれって本当に持続可能な社会なのでしょうか？キューバーに行った時、昔のアメ車がたくさん現役で走っていました。物は無機質かもしれませんが、古い人間なのでしょうか、造り手の魂がこもっているような気がします。物を大切にすることは、人間関係にも結びついていると思います。限られた資源を大切にする意味でも、ぜひ日本でも法制化されて欲しいです。
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2024.02.01更新
今月より再生医療？と言われている細胞培養液（エクソソーム）とPlate Rich Plasma（多血小板血漿）を提供することができます。小泉孝太郎さんが、ひざ関節症クリニック等宣伝をされています。正直言って関節軟骨が再生することは、ありません。いくつかの再生医療学会なども参加してきましたが、客観的なデーターで関節軟骨が増加したという論文は、世界中探してもありません。ただ恐らくまだ因子は同定されてはいませんが、これだけ世界中で使用されていることを鑑みると、痛みの原因となっている炎症因子を抑制したり、成長因子などが増えている可能性があります。今まで手術はしたくないけど、腫れて痛みが強い人に、頻回にステロイドを注射する事は、感染や軟骨減少、骨脆弱性の問題があり気が進みませんでした。そういう人達の福音となればと思っています。ただ当院では、リハビリが必須です。注射だけで効果を得るのは難しい、手術だけでリハビリしないと効果が得られない事と同じです。
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