タケモン新聞9月号
2025.08.27更新
投稿者:
2025.08.06更新
暑い中、受診して頂き有難うございます。お問い合わせが多いので、改めて記載します。8月のお盆の休診日は、8/9のみでそれ以外は、平素と同じ曜日時間帯でで開院しています。よろしくお願い致します。
投稿者:
2025.08.01更新
日経新聞に、三浦知良さんのコラムが書かれていました。僕はこの人のコラムが大好きで、今でも現役のサッカー選手であることが、僕自身へ戒めや励みになっています。イチロー選手の殿堂入りされたことに対して、どれほど努力されていたかについてコメントされています。人は得てして輝かしい面だけしか見ないですが、見えない部分の愚直な努力の積み重ねがあってこそ大成するのですね!一部抜粋して転記します。
毎日毎日、自分を律し、雑音も一切シャットアウトして自分がやるべきことをやる。日本でも米大リーグでの19年間も、気が遠くなるほどずっと。
プロ野球の試合なら3時間ほど、サッカーの試合であれば90分ほど。アスリートが光を浴びる舞台は一見、華やかにみえて、「見せている時間」はほんの一瞬でしかない。その裏側で何百時間、何年もの隠れた陰の時間がささげられている。
人目に付かぬバックヤードで、するべきルーティン、練習、生活に向き合い続ける。自分に甘くなり、妥協しがちなのが人の常なのに、「そこまでやるの」という努力を惜しまない。変態という言葉がしっくりくる。
僕はポケットサイズの小さなノートに、練習前後の体重を逐一書き付けている。最近は血圧の値まで、びっしり書き込むようになった。記録しているからいい結果が出る、勝てるなどと直結するものではない。でも続けていれば「あ、ちょっと体重が増えたな」といった変化にも気づく。自分を知り、律することに気持ちが向かう。小さな積み重ねの効能とは、そんなこと。
結果を出せている順風の時ならば、決め事もすんなり続けやすい。これが試合に負けるなどうまくいかない時でも同じように打ち込めとなると、結構きついんだ。これで大丈夫なのか、と疑念が頭をもたげる。「まあいいか」と緩めたくなる。ビールでも一杯、飲みたくなるんです。
そうした「ちょっと」、周りの基準なら「そこまで耐えなくても」と思われそうなところを、イチローさんは我慢できる。ヒット1本、盗塁1つ、外野からの送球1つ、それら小さな1つのために膨大な物事を律していける。
イチローさんがしてきたことをなぞって実践すれば、イチローさんと同じ到達点へたどり着けるかといえば、そうはいかないよね。けれども、それをやらないならイチローさんにはなれそうもない、というのも事実。
サッカーチームが団結し、規律も順守し、勝利のために努力を尽くした。だからといって勝てるとは言い切れず、勝てる保証にはならない。でも、それらをやらなければおそらくは勝てない。
勝つために必要なことは存在する。手法やマニュアルもあるかもしれない。ただしそれで必ず勝てるというものではない。だとしても、やり出さなければ勝てもせず、目標へのスタートラインにも立てないことをイチローさんは知っている。だから結果に見放されたようなときでも一貫してやり続ける。
より効果的で効率的な働き方を社会が要請する時代になった。就労の倫理は戦後復興期やその後の高度成長期とは大きく変わっている。一方で、世界有数の実業家の一人であるイーロン・マスク氏はあるインタビューで起業家へこう助言している。
"Just work like hell. Put in 80-100 hours every week."
人工知能(AI)があらゆる面倒なことを肩代わりしてくれそうな現代において、「死に物狂いで働き、人一倍努力せよ」と、成功を収めた第一人者が説く。確かにイチローさんも人一倍、信じがたいほどハードワークしている。
間違った努力はすべきじゃない。ただし努力が間違っているかどうかも、やらなければ判別しづらく、努力と労力を費やしてこそ分かることもある。そうした繰り返しでイチローさんたちはイチローさんたちの現在地にいる。小さな積み重ねが、継続の力で、とてつもない変化をもたらす。
特異だから、批判も招く。ヒット1本にかけるイチローさんの情熱が「個人プレーに傾きすぎでは」と誤解されたこともあった。それでも、ぶれずにやる。
当然とされることに従わず、おきてを破るかのように見なされ、仮に嫌われ役となったとしても、チームや勝利のためになることならば言葉に発し行動へ移す。そうした存在もいないとグループはダメになる。「異物」の彼らの方がむしろ、チームのこと、野球やサッカーのこと、社会のことをより突き詰めて考えているのではと感じることもある。
やっぱり、トップに立つ人は変態の域にある覚悟を携えているんだと思います。
投稿者:
2025.07.18更新
最近世界中で社会が分断され、自己中心的な過激な主張が受け入れられる傾向にあると思いませんか?先週の日曜日に、報道バンキシャという番組で、慶応大学医学部で、データーサイエティストの宮田教授のお話を聞いてなるほどと思いました。自分なりに理解したところでは、大きく原因は2つあると思います。
まず1つ目は、普段使っていて思われると思いますが、自分がよく閲覧するものが自動的に検索上位に上がってきます。つまり居心地の良い情報ばかりが誘導される結果になり、聞いたことも見たこともないことや嫌いなことは、目に触れにくくなります。だから多様性の意見を聞く機会が自動的に失われています。
2つ目は、ソーシャルメディアは過激な主張や表現ほどツイートされやすいので、どうしてもそちらの方の投稿が多くなります。アメリカのトランプなど典型的だと思います。常に敵を作り、悪役を倒すヒーローとして正義を醸し出す。日本でも水戸黄門とか遠山の金さんなどありましたが、可愛いものです。
これが、世界が分断化の方向へ、そして弱肉強食の世界になってきているのだと思いました。物事の本質を見失うと怖い世界になりそうです。
投稿者:
2025.07.17更新
本日の日経ビジネスの記事で見つけました。転記します。
1.遺伝して全て決まるわけではない。
身内にがんや心臓病やアルツハイマー病になった人が複数いると、その遺伝子を受け継いでいる自分も同じ宿命を背負っているように感じられてしまうかもしれない。しかしトポル氏によると、遺伝子は人間の長寿に約20%しか寄与していないことが研究から明らかになっているという。 残りの80%は? 生活習慣の選択と、生活環境と、環境要因です。
2.最も強力なバイオハックは運動
トポル氏によると、運動は、加齢に関わる疾患に対する唯一にして最善の防御策だという。いくつかの研究では、1分間の運動で健康寿命が5分延び、高強度インターバルトレーニング(HIIT、負荷の高い運動と短い休憩を繰り返すトレーニング)は7分延びる効果があると推定されている。研究では、1週間に少なくとも150分の早足に相当する強度の運動は、3.4~4.5年の長生きと関連づけられている。
3. エビデンスに基づく長寿食を取ろう
健康的な加齢に良いという点では、果物、野菜、全粒穀物、豆類、脂質が少ないタンパク源、そして健康的な脂質をたっぷり取る地中海食が他を圧倒している。必要なタンパク質の量について、トポル氏は体重1キロあたり約1.2グラムを推奨している。避けるべきは、超加工食品だ。
4. より良い眠りを
トポル氏は、より良い眠りのためには、睡眠と覚醒のスケジュールを一定に保ち、一晩に7時間の睡眠を目標にするほか、定期的に運動し、就寝間際の食事を控えることを勧めている。
5. 社交性を鍛える
社会的な孤立は、心血管疾患、認知症、脳卒中、うつ病、不安症、早死にのリスクを高め、1日にタバコを半箱吸うのと同じくらい危険であることを示す証拠も集まってきている。
6. サプリも注意、避けるべき有害な物質とは
トポル氏は、ビタミン剤やサプリメントを含め、確かなエビデンスのないものは慎重に評価し、代わりに科学的な裏付けのある新技術や治療法、生活習慣の変化に注目するべきだと呼びかける。
7. 長寿テクノロジー革命の成果を待つべき?
私たちは今、生活習慣を変えれば、健康寿命を延ばすことができる。最も深刻な加齢関連疾患の多くは発症までに20年以上かかる。始めるのに遅すぎるということはない。
以上7つですが、皆様にはいくつ当てはまったでしょうか?僕も日々の外来で高齢の患者さんと出会って、薬や手術、リハビリも大切ですが、やっぱり規則正しい生活、より良い睡眠、バランスの良い食事、適当な運動、社会参加が健康で長生きする秘訣だと思います。
投稿者:
2025.07.03更新
日経新聞からのコラムを抜粋します。「老化は病気であり、治療できる」──。米ハーバード大学のデビッド・シンクレア教授が著書「ライフスパン」で提唱した革新的な概念だ。老化は避けられない自然現象だとしてきた我々の常識が、根本から覆ろうとしている。最新の科学研究は、老化が制御可能なプロセスであり、将来的に高血圧や糖尿病と同様に「管理できる」可能性を示す。薬剤も色々ありますが、まだ研究段階だそうです。僕も最近多くの高齢の患者さんを見て、老化は治せるとは思いませんが、間違いなく遅らせることはできると思います。やっぱり食生活と運動、そして社会に参加して活動されている方は、活き活きされています。同じ歳を重ねるなら、やっぱり自分の身の回りのことが自分自身でできて、やりたいことを死ぬ直前まで頑張りたいですね!僕も60歳になりましたが、まだまだやりたいことが山のようにあります。(;^_^Aそして筆者が書いておられるように、病気になってから治すのではなく、発生そのものを防ぐ、予防が大切ですね!
投稿者: