武富整形外科ブログ

2021.10.10更新

両親のために同居も考慮し、簡便な駅チカの住居も探していました。そこで問題になったのは、階段です。サービス付き高齢者住宅も訪問診療させて頂きますが、段差なし階段なしです。本当にこのことが高齢者にとって良いことなのでしょうか?10年前ぐらい前に、段差や階段がある施設の入居者とバリアフリー施設の入居者と、階段昇降の何分間の回数を数えたら、圧倒的に前者の入居者の方が回数が多かったと文献を読んだ記憶があります。病院でもほとんどベットで過ごすため、動かないとどんどんADLが低下していきます。田舎で農作業をされている高齢者が元気なのは、生活の場が障害だらけだからだと思います。運動がなかなかできないあるいはしない高齢者にとって、日々の生活を過ごす上である程度障害を残す方が、日常生活レベルが保たれ寝たきりを防ぐと考えています。介護保険も場合により功罪があるのではないでしょうか?今回コロナで、子供さん達に外出を控えるように言われた高齢者の凄まじい筋力低下を見て、痛感しました。時間がかかっても、工夫しながら障害を毎日クリアする事により、筋力も付き、負荷がかかり骨も強くなり心肺機能も高まるのではないでしょうか?

投稿者: 武富整形外科

2021.10.09更新

最近細々したものを買うのが、ほぼ100均になりました。日常生活に必要なものから電化製品、アウドドアなど多種多様なものがあり、性能もとても100均一とは思えないぐらい優れています。当院も外国人の患者さんも多いのですが、日本の100均ほど秀逸なモノを販売している国はないと口を揃えておっしゃいます。新商品もどんどん投入され、大型の100円ショップに行くとこんなものまで100円とワクワクします。ついつい手が出て買い過ぎるのが難点です(;^_^A近頃は、ネットなどで検索すると100均グッズを工夫してインテリアや収納アイデアが満載で、コストパフォマンスが高いDIYとして、心の満足度が高いです。今日もサイトを見つけたので、ペースとします。週末にトライしてみますo(^▽^)ohttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD293S60Z20C21A9000000/

投稿者: 武富整形外科

2021.10.08更新

岸田総理の所信表明演説では、富の再分配や所得拡大について重点が置かれているように思えますが、本当にできるのでしょうか?僕たちが若い頃は、高度成長期の真っ只中だったので、一億総中流社会で、終身雇用制もあり、年功序列で給与も自然に増えていきました。バブルが弾けて30年余、実質給与手取りで上がっている人は、どれだけいるのでしょうか?びっくりしたことにコロナ禍でありながら昨年の税収は、前年を上回ったそうです。アメリカでも1%超富裕層が、資産を増やし、資産割合も高く、その後を日本も追いかけているような気がしてなりません。今日のYahoo ニュースの中原圭介氏によるとデジタル化が進み、アメリカでは、AI・IT関連など高スキル職と小売業・飲食業など低スキル職の双方が増加したのとは対照的に、製造・事務など中スキル職の雇用が大幅に減少し、労働市場の二極化が進行してしまったそうです。僕は、本当に賢い分配とは、Go-Toキャンペーンや現金を給付するのではなく、日々の生活に困ることなく、学ぶ姿勢さえあれば、機会均等に学べる教育現場を提供することだと考えています。教育ほど国や人を発展させるものはないと信じています。

投稿者: 武富整形外科

2021.10.06更新

 東京大学博士課程終了後すぐにアメリカの気象局に招かれて研究を続け、僕が生まれてたすぐの1967年に温暖化の影響について発表されたそうです。僕が小学生の頃は、公害や光化学スモッグなど頻発しており、運動場には赤い旗が立つと光化学スモッグがあるので外に出てはいけないことになっていました。温暖化など議論にも上がらず、眼の前の大気汚染をどうするかの時代でした。その頃に二酸化炭素濃度が温暖化に影響するという着眼点を持ち、真鍋氏を招聘し研究費をつけているところがアメリカの凄いところです。基礎科学にも重点的に人件費や研究費をふんだんに投資しているからこそ、50年以上に渡って大国としての地位を維持できているのだと思います。翻って日本は、大学も予算を減らされ、ポスドクなど安い人件費で研究させられている限り、地盤沈下は避けられないと思います。コロナも含めて選挙では、喫緊の課題、中期、長期ビジョンについての政策論議を中心にして欲しいです。タイトルだけで中身のないキャッチコピー、スキャンダルや揚げ足取りの論争はもううんざりです。

投稿者: 武富整形外科

2021.10.05更新

前回に続き日経オンラインニュースからです。選挙では、目先のことばかり政策論争されていますが、静かに日本経済を沈下させているのは、急速に進む人口減少だと思います。ニュースでは、待機児童数の事ばかり取り沙汰されていますが、厚生労働省は、既に今年度より保育園の統廃合問題について検討を始めている。人口減少が進んでいる地方都市の保育園では、定員割れの状態が常態化し、それが都市部へと移り変わっているそうです。友人も田舎にいますが、保育園の入園者が数名しかいないと聞きました。びっくりするのが日本の少子化問題が、課題と提起されているのは30年前で、対策なく、その頃から年間出生者数は、35万人以上も減っているそうです。少子化が解決されない限り、年金や健康保険制度も破綻しかねませんし、国防を担う自衛隊員をも確保できないのではないでしょうか?さらに30年後の2050年には日本の居住地域の半数で、人口が現在の半分以下になるとなる国土交通省の衝撃的な推測があります。仮に今から出生率が増えても、人口減少が止まるのは、30年ぐらいかかるのではないでしょうか?誰がこのツケを払うのでしょうか?

投稿者: 武富整形外科

2021.10.04更新

本日上記のタイトルで、日本経済新聞オンラインの記事が載っていました。高度成長期においては、会社は終身雇用制を採用し、定年まで場合により公私まで面倒を見てくれました。昨今、これだけ劇的なスピードで社会情勢や社会構造が変化すると、会社もそれに合わせて変革せざるを得なくなり、社員全員を定年まで面倒をみる余裕がなくなります。政府は、年金の支給開始延長とともに、定年を延長するように義務付けようとしていますが、僕は逆に見切りが早くなるのではと危惧しています。物流だけでなく、少子化とともに、労働もグローバル化するのではないでしょうか?その時必要とされるのは、自分で考えて企画、実行できるスキルが重要視されると思います。記事では、スキルは、学んでもすぐ陳腐化していき、常に学び続ける姿勢が大事だと説いています。記事の最後の部分を引用します。「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎のセリフで「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」と主人公は一喝されますが、あなたはあなた自身のキャリア形成を自分のものとして考えているでしょうか。自分の学び直しを自分で考えるということは、自分のキャリア形成を、ひいては自分の人生を、主体的にコントロールするということでもあるのです。クリニックを営業して、勤務医と異なり、これからは、自分自身で人生を形成していく力が必要だと日々実感しています。

投稿者: 武富整形外科

2021.10.02更新

日本ハムの斎藤佑樹投手が引退を表明されましたね!甲子園、東京6大学野球でハンカチ王子として一世風靡をしたので、野球が詳しくない僕でもよく知っています。ドラフトでも注目をされながら、プロ野球で結果を残せなかったのは、世間の重圧も強く、それだけに誹謗中傷も多かったのではないでしょうか!僕たちが知る由もないぐらい、精神的にも肉体的にも、毎日毎日自分が押しつぶされそうな日々を過ごされていたと思います・・・スポーツの世界は華やかですが、競争が厳しく、一生懸命努力しても報われず、成功している人はごくごく一握りではないでしょうか!そう思うとプレッシャーなく程々で生活ができる自分たちは幸せですね!斎藤選手には、今までの苦労を武器にして指導者になれば、多くの人の道標になるのではと強く思いました。11年間お疲れさまでした。

投稿者: 武富整形外科

2021.10.01更新

自民党総裁選挙も終わり、役員人事も次々決まってきていますが、今までの自民党の踏襲をそのまま引き継いでいて、変わらないですね!野党もしかり。政策も耳あたりの良いことばかりで、そのための財政出動をどんどん行っていくことによって、デフォルトが起こるのではと素人の自分は思ってしまいます。日銀も市場にお金を回すため、債権や株式、国債を大量に買って、世界一の総資産額になっています。もし日銀が望むようにインフレが起これば、たちまちにして逆ザヤが起こり、債務超過になります。いい加減に他国のように真剣にプライマリーバランスを考えないといけないし、政策も将来につけを回すことだけでなく、たとえ現状が厳しくとも、将来に渡ってのビジョンが欲しいです。お金をかけなくてもどんどん規制緩和を進めることにより、多少の弊害はありますが、新しい発想が生まれ、新たなビジネスが生まれるのではないでしょうか?資源が乏しい日本において、世界に勝ち残っていくには、もうハード面では厳しく、ソフトウエアの世界しか残されていないと思います。

投稿者: 武富整形外科

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